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定年青春塾「時代(とき)の流れの中で」

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平成24年03月27日
“橋下劇場”
危機管理

平成24年02月28日
大震災その後
橋下旋風

平成23年10月11日
野田政権って大丈夫?

平成24年09月25日
連日「暑い 暑い」と言いながら過ごした今年の夏だったが、その夏もいつの間にか立秋を迎え、その9月も終わろうとしている。瞬く間に流れ去っていく歳月。そう感じるのは、やはり「加齢」なのか。そういえば、65歳以上の人口が3000万人を超えたというニュースあったけ。恐ろしや 恐ろしや・・・。
尖閣諸島の国有化宣言で、中国では日本企業が焼き討ちにあうなど、反日運動がすざましい勢いで起きている。「テレビで反日デモの様子を見ていると、情けなくなるね。日本人の感覚では、国有化に踏み切ったことで、中国人があれほど騒ぐとは思ってもいなかったということだろう」「いつかは決着しなくてはと、誰もが思っていたことなので、野田総理の決断を評価する声もある」「それにしても、『なぜこの時期なのか』という問題は残る。『石原都知事が買うというので、それより国が勝ったほうがいい』という判断なら、明らかに中国という国の分析、評価が甘かった」「『甘かった』なんて言うものではない。『間違った』あるいは『できなかった』だろう。外務省の専門家と政府・官邸は真剣に話し合ったのだろうか」「中国は政権が代わる重要な時期。政権交代がスムーズにいくかどうかは、世界中が強い関心を持って見守っている。そんな時に、長い間の懸案事項を持ち出すなど、愚の骨頂だ」「覚悟があってのことなら、立派だけどね(笑)」「それにしても、大使館をはじめ、中国の近代化に大きな役割を演じている日本のトップ企業を、見境なく襲撃する姿は、“尖閣国有化”だけでないような気もする」「韓国についてもいえることだが、第二次世界大戦での日本の行動が、彼らには許せない。そんな気持ちが心の底にあるのではなかろうか」「騒ぎを起こした若者たちは、大戦中の日本の行動は体験していない。学校教育の中で学んでいる。いわゆる愛国教育だ。問題は愛国教育の内容だが、それに日本が口を出すわけにいかない」「いずれにせよ、今回の問題は日中間に大きな溝を作ってしまった。スポーツ、文化をはじめ民間交流までストップした。日本外交の大失態だ」「そして、だれも責任を取ろうとはしない(笑)。情けないね」
民主党・野田政権そして政界の動きは?「民主党の代表選は、あっさり野田再選で決着したが・・・」「“反野田”が114人いたことは、野田にとってはショックだったはず。“笑顔なき代表再選”が、それを物語っている」「それより問題は、32万人もいる党員・サポーターの代表選投票率だ。わずか33%。民主党支持者ですら、この程度の関心度だったわけだ」「民主党の内部崩壊が確実に始まっている証拠だね。ちょっと、厳しいかな」「いや、原発を30年代にゼロとすることを、党も政府も決めておきながら、閣議決定をしない、あるいは、できない実態が、民主党の現実だ」「いまや、政府の言うことを信用する人は、よほどの“お人よし”だね」「衆院選を先延ばしにするため、輿石幹事長を再任、一方で選挙用に細野を政調会長にする“野田人事”など、誰も関心ないよ」。・・・そして日本はどこへ・・・。
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平成24年09月11日
立秋もとっくに過ぎたというのに、今年の暑さは格別。きょう11日も35度の迫る暑さ。気象庁によると、この暑さはまだしばらく続くとか。それでも、われら熟年グループは、全員、元気に猛暑を乗り越えて、まずはめでたし、めでたし。
日本政府が、尖閣列島を20億5000万円で購入したことで、中国が猛反発をしている問題から、今週はスタート。「尖閣だけでなく、駐中国大使の車から日章旗が強奪された事件もあり、日中関係は厳しくなっている」「中国が近く、新体制になることもあって、中国政府は、この時期に日中関係の悪化が進むことを懸念している。日章旗強奪事件はなんとか乗り切ったようだが・・・」「中国政府は国民の動向を最も気にしている。“愛国無罪”的な考えが強く、尖閣問題で政府が弱腰な姿勢を見せれば、国民が何をしだすかわからない。そうなれば、国内は収拾がつかなくなる」「一党独裁の国なので、国民を指導することなど簡単にできると思っていたが・・・。民主化に向けた動きとも取れるが、難しい国だ」「日本政府は尖閣を国有地にはしたが、今後の展望は全くない。船どまりの建設や灯台の設置も考えていないそうだ。なら、なぜ買ったのだといいたくなる」「とにかく、日中関係の悪化は必至で、これから様々な問題が出てくる。日本外交は大丈夫だろうか心配だ」
続いて話題は政界へ。「野田総理の問責可決で、国会はストップ。公債特例法、衆院選挙制度改革法は廃案。原子力規制委員の国会承認は、民主党内に反対があることから、野田総理は首相の任命権を使って、国会の承認を得ないで任命するようだ。まったく、無茶苦茶だ」「野田総理、民主党ともひどいが、自民党も消費増税反対を理由とした問責決議に賛成するなど、無茶苦茶だ」「その両党はいま、党首選に夢中になっている。冷ややかな国民目線の中でやっているわけだけれど、恥ずかしくないのかね」「両党とも、年内には衆院選が予想されているだけに、真剣になるのはわかる。特に自民党は、選挙に勝てば総理大臣になる可能性があるだけに・・・」「選挙と言えば、大阪の維新の会が“日本維新の会”として政党になることが決まり、選挙には350人を擁立するそうだ」「国会議員7人の参加で、政党要件も整ったようだが、維新八策なる政策をみても、具体策がない。憲法改正をしなくては実現できないものばかり。有権者は理解できないよ」「関西地区の熱気は、東京など関東には伝わってこない。50議席をとるとの予測もあるが、とても無理だよ」「まだ政党になっていないのに、橋下大阪市長が代表、松井大阪府知事が幹事長だなんて、やっぱりなんか変だよ」などなど。
ダウン症の出生前診断の実施も話題に。「事前にダウン症とわかれば、中絶は増えること間違いない。でも、生命倫理の問題だけに、安易な事前検査は好ましくない」「倫理と現実はやっぱり違う。障害児とわかっていながら生まなくてはならないのか」。難しい問題だ。
最後に、行進曲の専門家・水越重幸さんから、ドイツ・マーチの良さについてレクを受け、4曲を楽しんだ。
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平成24年08月28日
猛烈な残暑が続いている。ここまで暑い日が続くと、日ごろは元気いっぱいのわれら熟年グループのメンバーも、さすがにぐったり。それでも、がんの手術をしたメンバーの一人を除いて、元気いっぱい、夏を乗り越えた感じ。
世の中を見ると、あっさり見過ごせない出来事が山積している。
原発関係からスタート。「東京地検などが原発事故に対する告発を受理したことは大きい」「政府や国会の事故調査委員会の結果が出たことから受理に踏み切った。これで東電や国の安全保安院などの刑事責任が問われることになる」「検察がどのような判断をするか、注目されるね」「ただ、わからないのは原発比率の問題。政府が原発をどうするかを、3つの基準を設け国民に尋ねた。その結果、『2030年までに原発をゼロにすべきだ』が圧倒的に多かったのに、その結果を見た政府委員からは『国民の声とは言えない』などの発言があった」「政府は『15%を残す』という線を期待していたので、このような発言となったのだろう。国民の声を聴くとしてやった調査なのに、これでは調査の意味がない」「国のやることは疑問だらけだ。放射能による汚染土の中間貯蔵場所が、双葉町など3町の12か所に決まったようだが、東京ドーム23杯分の土を30年間放置するわけ。その後については決まっていない。こんなことで関係住民が納得するはずがない」などなど。「でも、会計検査院が東電の会計検査をするとか、原子力学会が事故調査を行うなど、期待されるニュースもあった」との声も。
尖閣列島への香港・過激派14人上陸、逮捕、あっさり釈放。そして竹島には韓国大統領が上陸、続いて天皇謝罪要求。「中国国内では反日デモが各地で起きたようだが、中国政府はデモの拡大を抑えようとしている。日中間系の悪化を避けた姿勢だ」「尖閣上陸に対しても批判的な声が多かったようだ。ただ、駐日大使の車が襲われ、車から国旗が奪われたのはゆるされない。中国政府がどのような捜査をするかが注目される」「中国に比べ韓国の行動は、大統領自らの行動だけに、ひどすぎる」「日本政府もさすがに強硬姿勢を見せ、野田総理は李明博大統領に抗議の親書を出した。ところが韓国はこの親書を突き返してきた。国際慣行上、許されない行為だ」「大統領にまつわる様々な事情があったようだが、現職大統領であることを自覚しなくちゃ」「日韓関係は当分の間、厳しくなることはやむを得ないな」
「消費増税が成立した国会のほうはどうだろう」「増税が決まって、解散の時期が明らかになると思っていたが・・・」「民主党は、選挙をすれば負けるとあって、なかなか解散の話に乗ってこない」「民主党は、参院では成立しないことを承知で、選挙制度改革法案、公債特例法案を単独で衆院可決を強行した。選挙をしたくないための行動であることは、国民のすべてが知っている」「民主党なんて、そんなものだよ。あきれたものだね」
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平成24年07月30日
今回の定年青春塾は、年一回の「夏季一泊研修」ということで、青梅の「おくたま路」で開催。多摩川の水源に近いとあって、静かな環境に包まれた素敵なところ。青梅駅に午後1時半に13人全員が集合、迎えのバスで会場のホテルへ。一昨年に次いでの2回目だが、全員が「変わってないなあ」と・・・。
討論は尖閣列島問題からスタート。「中国と台湾の世論調査で、中国人の9割、台湾人の4割が問題解決は軍事手段の採用を挙げている。そして、将来、軍事衝突があると答えているのが、中国で52%、台湾で41%となっている」「中国・台湾が軍事衝突ありと考えているのに比べ、日本の対応は、『領土問題は存在しない』などというだけ。こんな調子でいいのかね」「だれも住んでいないのに、『実効支配してる』なんて言えないね。北方領土、竹島とは環境がまるで違う」「石原都知事が『尖閣を買い取る』と言い出したら、野田総理もあわてて『国が買う』なんて言い出す始末。島の所有者は『石原知事は信用するが国はダメ』と言っている。中国・台湾が国を挙げて取り組んでいるのに、こんな日本状態でいいのだろうか」「アメリカは一応、日本の主張を支持しているが付則18条2項、『基本的には2国間の問題』と言っている。軍事衝突があっても、軍事力で日本を守ってくれるかわからない」などなど。
国防という話題から、次に取り上げられたのがオスプレイ沖縄配備の問題。「野田が『日本側が、どうこう言える立場ではない』と言っていたが、まるで他人事。どういう感覚なんだろうね」「岩国基地に12機が到着、日本国内で低空訓練をしたあと、10月に沖縄の海兵隊に回される。機能は素晴らしくても、安全性に不安があり、沖縄、山口ばかりか全国知事会も反対している」「民主党の前原政調会長も『総理、官房長官は認識が甘い』と言っている。政府と民主党の関係はどうなっているのかね」「森本防衛相は『アメリカに調査団を派遣して、安全性を調査する』と言っているが、アメリカの最新鋭機を日本の防衛庁の専門家が調査なんてできるわけない。アメリカの説明を受けて、『そうなんですか。だから安全なんですね』といって、帰ってくるだけ」「森本が試乗するそうだが、それで安全だなんて、誰も思わない」「大体、野田も森本も、アメリカにモノを言うことなど、全然考えていない。情けないよ」と、野田政権批判に議論は展開。
「消費増税法案は参院審議に入っているが、ここにきて増税分は社会保障に回るだけでなく、防災などの名目で公共事業にも回されることが、3党合意の中で約束されていることが公になった」「いわゆる“付則18条2項”だね。景気浮揚策として、自民は3年15兆円・10年200兆円、公明は10年100兆円の公共事業を主張しており、野田も増税のためには、自公の要求をのまざるを得ないわけだ」「法案成立のためには、何でもありだね」「民主党政権樹立のためと投票した人たちは、裏切れられっぱなしだね」。嗚呼!!!
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平成24年07月10日
梅雨明けを思わすような好天気。気温もうなぎ上りで、30度を突破した。梅雨は開けなくとも、夏の到来だ。「神の子」ヒッグス粒子なるものの存在が、ほぼ確実なレベルで確認され、物理学の世界は大変なことになっているようだ。物質に重量があることを証明するうえで、欠くことのできない素粒子のようだが、チンプンカンプン。
国政に目を向けると、消費増税に反対していた小沢が、ついに民主党を飛び出した。「衆院での採決で、民主党から57人が反対の姿勢を打ち出した。これは大変な数字だと思うよ」「そして38人が離党を宣言、参院の12人を合わせ、50人前後で新党立ち上げというわけだ」「小沢の離党で、民主党内はスッキリするかといえば、『党内で消費増税に反対する』という鳩山グループなど“離党予備軍”が相当数いる。民主党はもはや政権政党ではなくなった」「こんな状態でも野田は消費増税にしがみついている。こんな政治状況は過去になかったのでは・・・。ひどいものだ」など、われわれグループでは、野田政権支持者はゼロの状況。
原発がらみでは、国会の福島原発事故調が出した報告に関心が寄せられた。「『東電も政府も、想定される事故を見逃したことは、明らかに人災』と断定したことは、素晴らしい判断だ。『原因が津波にある』とした東電の報告書は全く意味がない」「問題は、この報告を受けて、国会がどのような対応を見せるかだ。事故現場に人が入れない状態なので、本当の意味の原因究明は、なお時間がかかるが、人災となれば、刑事事件につながるわけで、注目される」などと、国会事故調の調査結果には大きな期待が寄せられた。
また、大飯原発が再稼働したが、世論を二分にしている問題だけに、厳しい発言が続出した。「毎週金曜日の夜に行われている国会議事堂前の反原発デモに行ってきたが、組織的な動員がないのに、あれだけの人たちが集まるのはすごい。現場にいると、原発の再稼働はストップさせなくてはという気持ちになってくる」「主催者側と警察側で、参集者の数がかなり違っているが、テレビ画面からでも相当数の人たちが集まっていることはわかる。われわれは安保騒動を知っているわけだが、まだ、あの時ほどではないが、それにしても久しぶりで見るデモだ」「確かに。安保の時のような情熱は、もう日本人にはなくなったと思っていたが、まだまだ捨てたものではないね」「野田があのデモ隊のシュピレヒ・コールを聞いて、『大きな音がする』と言ったそうだが、その程度の感覚なんだね。そんな人間に『責任をとる』なんて言われても、実感がわかない」「だいたい、野田は原発再稼働を始めオスプレイ配備問題、集団的自衛権の行使問題、整備新幹線の凍結解除、尖閣列島の国有化など、国民にとって極めて重要な案件を、何もなかったように打ち出し、進めようとしている。極めて危険な状態にある」などと、ここでも野田批判がなかなかやまない。
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平成24年06月26日
6月ももう僅か。ということは、2012年も半分が過ぎてしまったということ。事件事故が続発、地震、大雨、竜巻など異常気象が続き、景気は好転せず、国会は国民に目を向けることをすっかり忘れ・・・。そして今日26日は消費税増税法案が採決される日。「三党合意」なるものにもとずき、民主、自民、公明の3党が賛成票を入れ、法案は衆院を通過する。でも、民主党の中はゴチャゴチャ。
「増税法案がどうなるかが焦点のはずが、民主党から何人の反対者が出るかが焦点になっている」「50人前後の反対者が出る予想だが、民主党はもはや政党の体をなしていない」「そもそもこの増税案は、国論を二分している。12兆円の増税だというのに、国民の大多数は増税の必要性を理解していない。そんな状態で採決することに無理がある」「野田総理は、増税案が成立することにだけ、神経をすり減らしてきた。法案成立のためには、なんでもありでやってきた。ちょっとオーバーだが、民主党の魂を売ってまでして、自民、公明と合意を取り付けた」「投票結果は大差で法案は成立だ。でも、国民はそうは思っていない。国会と国民のギャップは大きい」「野田は『国の将来を考えて・・・』と盛んに言っていた。それは正しいのかもしれない。でも国民の半数は反対している法案が、国会では圧倒的多数で成立する。国会は国民から完全に離れてしまっている。こんなことでいいのだろうか」「確かに、今は政治の危機に直面している」など、政治に厳しい声が。
「それにしても、野田政権、そして民主党はどうなっちゃうのかね」「消費増税だけで、平気で大飯原発を動かし、原子力基本法改正に当たり、『国の安全保障に資する』との文言を自民党の主張にそって入れ、原子力の平和利用が核開発と関係あるかのように“改正”してしまうなど、論外」「小沢一郎とそのグループは、増税法案に反対すると明言しているのに、説得できないまま採決の日を迎えてしまった。野田のリーダーシップは当然だが、執行部は小沢一人に振り回され、何もできないでいる。50人を超える反対者が出れば、もう公党とは言えない」「小沢は離党するだろう。40人ぐらいが行動を共にするといわれている。『人気ガタ落ちの民主党にいるより、新しい党に移ったほうが前途は明るい』とする一年生議員は多いので、40人を大きく超えることも考えられる」「政局は今後、どのように展開していくかだが、総選挙が近いことだけは確か。総選挙の前、そして選挙終了後、政界は大きく様変わりするな」「前回までは、反自民で選挙に臨んできたが、今回は民主と自民にだけ入れない。もちろん公明も。だけど、そうなると入れるところが無くなっちゃうんだ。どうしよう・・・(笑)」「ほんとに、そうなるね。笑い事ではないな」。
巨人軍の原監督が、女性問題で暴力団関係者にユスられ、1億円を脅し取られた事件が文春で明るみに。「ナベツネと清武の告発合戦に、今度の問題も絡んでいるようだ。読売新聞って、どうなっているの?」という、きつ~い発言も。
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平成24年06月12日
関東地方も梅雨入りが発表され、うっとうしい季節の到来。暑い日があると思えば、急に寒い日もあり、われわれ世代には厄介な季節だ。“ヒゲの殿下”として親しまれた三笠宮寬仁親王が66歳という若さで逝去、オウム特別手配犯の菊地直子が逮捕され、最後に残された高橋克也も確認されるなど新聞の社会面は賑やか。そして一面は混迷が続く野田内閣、大飯原発の再稼働強行、原子力委員会の“秘密会議”、目を海外に転じれば、信用不安のユーロ圏、内戦状態に入ったシリアなどなど・・・。
「野田内閣の改造だが、あれはなんだ。消費税増税のための “自民党ご機嫌伺い内閣”だ」「特に防衛大臣に森本敏氏を起用したのには驚いた。野田はともかく、民主党の執行部は、どう思っているのだろう。『これで良し』と思っているのだろうか」「今度の人事で、もう民主党は自民党と変わりがないことが明確となった」「『何が何でも消費税』とする野田総理の姿勢を見ていると、『消費税の前に、やることがあるのでは』という小沢元代表の発言が新鮮に見えてくる」「革新の匂いがした民主党だったが、もうダメ。我慢にも限度はある」「野田の現状肯定主義に期待をしていたのだが、現状分析に失敗した」「財政再建のため、消費税の増税に取り組んだ姿勢は評価したいのだが・・・」と散々。
「大飯原発再稼働にしても、『国民生活を守るため』と言っているが、どれだけの人が納得しているのだろうか。定期検査をしただけの大飯原発が、どうして安全と言い切れるのだろう」「『私の責任で再稼働する』とも言っているが、どんな責任なのだろう。『事故が起きたら、総理の座を去ればいい』とでも思っているのだろうか。そんなレベルではないはず」「毎日新聞のスクープ、原子力委員会の“秘密会議”もひどいものだ。原子力委員会は公平な立場にいると思っていたのが、原発推進派のサイドに立っていたわけで、これでは、もう国の原子力政策なんて、誰も信用しないよ」「とにかく、原発の安全神話が崩れて以降、人間同士の信頼関係が無くなってしまった。『だれの言葉も信用できない』というのが、今の日本の現状だろう」「たしかに、どの原子力学者の言うことが正しいのか、電力会社の言い分をどこまで信用すべきか、政治家たちは本当に国民のために働いているのかなどなど考えると、情けなくなる」「となれば、まず取り組まなくてはならないのは、消費税でも大飯原発でもなく、信用回復なのかもしれない。野田内閣にそれができるかな?」などなど。
「ユーロ圏の信用不安はどうなるのだろう」「ギリシャからスペインまで広がってしまったが、深刻だ。スペインには10兆円の支援策が打ち出されているが、どこまで効果があるか疑問だ」「ドイツの頑張りも限度がある。ユーロ圏が窮地に陥れば、中国の貿易実績が大きく落ち込み、中国が苦しくなれば日本への影響は計り知れない。すでに中国の経済は下降し始めている」「残念ながら、ドイツ、そしてフランスに頑張ってもらうしかない。G20の会合にも期待したい」などなど。
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平成24年05月22日
前日(21日)の金環日食をめぐって、ワイワイガヤガヤ。メンバーのほとんどは世紀の天体ショーを見たようだが、感激はイマイチ。「新聞テレビで大騒ぎしていたが、『それほどのことだったのかなあ』っていう感じだね」「経済効果は100億円を超えたようだから、それはそれでイイのでは・・・」
本題に入って最初の話題は中国を巡る諸問題。「胎児を乾燥、粉末にしてカプセルに詰めた中国製の『人肉カプセル』が韓国で販売され、摘発されたそうだが、ひどい話だ」「世界に誇る経済大国なのに、経済ばかりでない格差があり過ぎる」「重慶事件に続いて、人権活動家のアメリカ亡命騒動が起きた。この騒動は活動家のアメリカ留学ということで落着したが、実情はさっぱりわからない」「ネット規制も依然として盛んなようで、明らかに言論統制といえる動きがみられる。民主化への“生みの苦しみ”ということなのだろうか」「国の指導部を巡る動きも激しい。胡錦濤はいわゆる『太子党』に圧力をかけているが、後継者の習近平は太子党だそうで、そのあたりの事情はなかなか分からない。一党独裁の国なので、細かい事情はなかなか出てこない」「日本との関係も尖閣のほか、油田問題など難題が山積している。人民元の切り上げなど、いくらか世界に目を向けるようになってきただけに、その動きは大切にしたいものだ」などなど。一党独裁の皮を破って、早く本当の意味で国際化してもらいたいものだ。
野田政権と民主党の動きは相変わらず。「小沢が党員資格を回復したようだが、まだ無罪が確定したわけではない。依然として被告人だ。被告人になったから党員資格を停止したはず。それなのに地裁で無罪になったからと言って、資格停止を解除していいのか。理屈に合わない」「民主党は公党としての体をなしていない」。“小沢嫌い”で民主党シンパのYさんも「小沢の件も納得いかないが、消費増税一本で何もしない野田総理にもあきれてしまった。今となっては野田総理が総理の座から離れる以外に道はない」と、悲鳴を上げる始末。 “反自民”から、何とはなしに民主党に期待をかけていたメンバーが多かったわが青春塾も“民主離れ”が急速に進んでいるようだ。
このほか、大手銀行がここにきてやっと法人税を納付し始めたとのニュースに、「りそなが18年ぶり、三井住友が15年ぶりだそうだが、中小企業の経営者たちはどう思っているのだろう」「不良債権の始末が、まだ続いていたのかと思うと、何か割り切れない」。福岡市が職員に“禁酒令”を出した問題には、「酒を飲んでの運転、暴行など、市長も頭の痛いところだろう」「とにかく福岡というところは、酒がなくては事が始まらないというところ。家庭以外の飲酒を禁止しても、難しいと思うよ」などの発言が・・・。
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平成24年05月08日
関越自動車道で発生した高速ツアーバス大惨事で始まったゴールデンウイークは、茨城など関東北部で起きた竜巻事故で幕を閉じたわけだが、大きな事件事故が頻発する最近の日本はどうなっているのだろう。
今回は民主党元代表・小沢一郎氏の陸山会事件に関する無罪判決についての感想から議論に入った。「秘書との共謀についての証拠がなく、結局、無罪となった。証拠がなければ、犯罪は成立しないことはわかるが、何とも後味が悪いものとなった」「判事の判決理由をみても、小沢の疑惑については指摘している。マスコミも“灰色決着”を言っていたが、その通り」「素人が参加する裁判員裁判だったら、おそらく有罪判決が出ただろう。裁判員裁判の導入は、裁判に素人感覚を取り入れようとするもの。裁判員裁判でやってもらいたかったね」「無罪判決を受けて、民主党は早くも小沢の党員資格回復を決めたようだ。無罪が確定したわけではないのにね。ひどいもんだ」。小沢の無罪判決は、必然的に政界の動きにつながるわけ。
「国会では、いよいよ消費税増税問題が審議に入る。消費増税に命を懸けるという野田総理だが、これに反対する小沢の動きをどうするのだろう」「小沢の党員資格回復は、党内融和が理由。ところが党内は消費増税について意見が真っ二つ。政府与党という言葉があるが、政府と与党で考え方が違っては、決めることも決められない」「『国のために、こうしなくてはだめだ』ということは、誰にでも言える。それを実行するのが政治家だ。実行できなければ、失格だ。党内に100人近い反対勢力がいて、野党が反対では、常識的に関係法案の成立は、会期延長しても無理」「野田は、消費税率10%アップを言っている自民党に何とか期待をかけているようだが・・・。法案を挙げて解散という、“話し合い解散”は、国民にも評判は悪いよ」「となると、内閣総辞職か解散に踏み切るしかない。そんな状態で、国会審議に期待なんて、かけられないよ」。困ったものです。
白馬岳で中高年のパーティーが遭難、6人が犠牲になった。「医師を中心としたグループだったようだが、防寒対策もなく山に入ったようだ。とんでもないことだ」「山好きの医師で、かなりのベテランだったようだ。ベテランがお粗末な行動をとったわけだが、どれだけの人たちが迷惑をこおむったかわからない」「自業自得でかたずけることもできるが、全員がわれわれと同じ60、70歳世代だけに、情けない。『なんてことしてくれたんだ』という気持ちだ」。
フランス大統領選挙でサルコジ氏が敗退、ギリシャの総選挙も政権与党が敗退、組閣もできない事態に陥っている。この結果、ヨーロッパ経済の信用不安が再び高まりそう。ロシアではプーチン大統領が就任式を行い、中国に関連する話題は相変わらず、毎日のマスコミをにぎわしている。
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平成24年04月24日
桜も終わり、季節は初夏に向けて着実に歩みを刻んでいる。きょうは初夏を通り過ぎ、盛夏を迎えたような“暑さ”。自然の移り変わりは、毎年大きな変化もなく進んでいくのに比べ、人間社会は・・・。
「都知事が尖閣列島を購入すると言い出したが・・・」「目立ちたがりの石原知事のやりそうなことだな。でも、領土問題にさっぱり関心を見せない民主党政権にカツを入れる発言ととれば、意味ある行動だと思う」「中国嫌いの石原の言いそうなことだが、いつかははっきりと決着をつけなくてはならない問題だけに、政府がどのような態度を見せるか注目している」「日本の外交を占う一石だ。韓国との間には竹島、ロシアとの間には北方四島問題があり、いずれも未解決。中国と対決する尖閣列島は今後、多くの問題が予想されるだけに、民主党政権はきっちりした態度表明をすべきだ」「民主党は政府の借用権が切れる来年4月の時点で考えればいいような考えだが、大丈夫だろうか。石原サイドは、島の購入に向け、測量のため尖閣列島上陸を政府に申請するようだが、野田総理はどうするつもりか」「日本の外交は、アメリカ追従に終始してきた。いい加減に独立してもらいたい。自分の声で、アメリカにはもちろん、中国、韓国、ロシアに日本の意思をきっちり言えるようになってもらいたいものだが、果たしてできるかな」などなど。
日本のエネルギー政策がさっぱり見えてこない中、ここにきて大飯原発の再稼働を巡る動きがあわただしい。「野田総理は、一時とはいえ、原子の火を消したくないのではないか。北海道の泊原発が定期検査に入る前に、大飯原発の再稼働を決めたいのだろう」「大飯原発再稼働に対する原子力委員会の発言を封じ、総理、官房長官、経産相、原発相の4人でバタバタ再稼働を決めた経過は国民みんながみていた。その姿に国民はあきれているのでは・・・」「野田総理は消費税の増税に全力を挙げているが、今の日本にとって最大の問題はエネルギー問題で、原発をどうするかではなかろうか。放射能が国民生活にどれだけ大きな影響を与えたか、この後どれだけ影響が残るのかを考えたら、消費税どころではないと思うのだが」「とにかく、原発の安全神話が崩れて以来、国民は政府の言うことはもちろん、科学者など専門家の言うことすら信用しないという風潮が生まれてしまった。政府は国民の信頼を早急に取り戻すことに全力を挙げるべきだ」
このほか、中国の体制内対立の激化、人工衛星打ち上げに失敗した北朝鮮の将来、財政ピンチの日本がIMFに大枚 “4・89兆円拠出の怪”など、今回も話題は尽きなかった。
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平成24年04月10日
天候不順はあったとはいえ、サクラは全開。都内の桜の名所は人、人、人。この桜のシーズンこそ、日本が世界に向かって胸を張れる最高のシーズンといえる。というわけで、本日は青春塾も“お花見”。でも、その前に、“お勉強”。
「政府は、やたらと大飯原発の再稼働を急いでいるが・・・」「来月になると唯一稼働中の泊原発も検査に入り、そうなると日本の原発はすべてストップしてしまう。そうなることを防ぐために、大飯原発の再稼働に躍起になっているわけだ」「原発先進国の自負を持っている政府としては、原発ゼロにはできない。でも、その考え方はどうなのだろう」「福島の事故以降、原発の是非をめぐる動きがみられない。不景気克服のためには経済の発展。そのために電力エネルギー確保は不可欠とする原発容認派と、事故後1年が過ぎたのに放射能の危険性は全く解消されていないばかりか、その危険性は解消のメドすら立っていない現実を指摘、脱原発を叫ぶ人たち。双方が納得する方向はなかなか見つけにくい」「こんな時だからこそ政府がリーダーシップを発揮しなくてはならないのに、野田総理はダンマリ。そのくせ、大飯原発の再稼働をコソコソやっている。情けないよ」「大飯原発の再稼働を決めるのが“原発素人”の総理、官房長官、経産相、原発相の4人。これでいいのかね」 「だいたい、世界を震撼とさせた原発事故を起こして1年もたたないのに、他国に原発を売り込もうと先頭に立つ総理なんだから。日本人としての感性を持ち合わせてるとは、とても思えない」「鳩山元総理がイランに行って、また不謹慎な発言をしたと問題になっているが、イラン訪問が好ましくないなら、行かせないようにするのが党首の責任。総理として、党首として、まったく無能だね」などと、原発問題で始まった議論は、野田政権批判に発展してしまった。
続いて話題に上ったのが北朝鮮の人工衛星打ち上げ。「中国、ロシアも、今度ばかりは北朝鮮を批判しているね」「それでも北朝鮮は“金正日の遺訓”だとして、強行するようだ。外国報道陣を招待して、打ち上げを公開するようだが、失敗することはないのかね」「失敗すれば、大恥をかくわけだから、自信はあるのだと思うね。もっとも、失敗しても『失敗した』とは言わないね」「それにしても、日本の対応はどうだろう。ちょっと、仰々しいと思うんだけど・・・」「ミサイルの破片などが落ちてくれば、大変なことはわかるが、沖縄にPAC3を3、4基持ち込み、海にはイージス艦を配置するなど、ちょっとやり過ぎじゃないかな」「防衛省としては、北朝鮮の人工衛星飛来を理由に、自衛隊の実動演習という狙いもあるのでは・・・。尖閣列島が中国との関係で難しい局面に立っているわけで、日本の軍事力を見せつける意味もあると思うね」「日英間で、防衛装備品の共同開発が始まるようだが、最近の日本は、何かキナ臭いにおいが強まっているようで心配だ」「確かに。でも一方で、アメリカに頼らず、国防を真剣に考える時期なのかもしれないよ」などなど
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平成24年03月27日
長かった今年の冬も、ようやく終わった感じ。東京地方は“春一番”が吹かなかったとはいえ、ここにきて春の気配が確実に感じられるシーズンとなった。
ところが国内の動きをみると、消費増税を巡っての与野党の醜態、さっぱり進まぬ災害復興と原発対応、これらの失態を横目に、大阪では “橋下劇場”がヤケに盛り上がりをみせ、国政進出を打ち出すシマツ。
「橋下大阪市長の動きがどうも納得いかない。国歌斉唱問題で、大阪府立高校で教頭が教師の口の動きをみて、歌っているかどうかを判定したそうだが、教育現場でこんなことがあっていいのか。橋下市長は『当然だ』と、この行為を支持したそうだ」「いま、“決められない政治”が問題になっており、橋下流の『黒白をつける政治』姿勢の必要性が言われていることも事実だが・・・」「確かにそうだ。しかし、ものごとは様々な意見の交換があって、はじめて決まっていく。それが民主主義だと教わってきた日本人にとって、橋下の動き、行動はイマイチ納得できない」「大阪市の教職員の評価を、絶対評価から相対評価に切り替えるそうだが、これも大変なことだ。一歩間違えると、勝ち組負け組を作り出してしまう」。
「北朝鮮が打ち上げる人工衛星を巡って、大騒ぎになっているが・・・」「要するにミサイル発射というわけで、日韓はもちろん、アメリカも許せないといったところだ。中露も批判的にみている」「日本は沖縄にイージス艦やPAC3などを配備、不測の事態に備えることにしているが、どうなのだろう」「危機管理ということだと思うが、日本の危機管理はどうなっているのだろう」「危機管理の実態が公になることには問題もあるが、全くわかっていないのも不安だね」「原発にしてもそうだが、日本人には危機意識が薄いことは確かだな。特に、田中防衛大臣の国会での答弁内容を聞いていても、不安を拭い去れない」「世界的にも、原発テロが話題になっている。日本の原発は海からの攻撃に弱いということで、海上の警戒を強化するそうだ」「これまで言われてきたことに、ようやく取り組むということだが、そのことを考えると、やはり日本人は危機管理に甘いな(笑)」「長崎ストーカー殺人などで警察に対する信用が著しく低下した。そうなると『自分のことは自分で』という意識が強くなる。危機管理を個人として、組織として、あるいは国として見直す、いい機会といえるのでは・・・」。
このほか、トップ交代が近づいている中国で、指導層の中での対立が表面化していること、国政では「たち日」の平沼赳夫が民主の海江田、自民の下村博文らと作る「国家経営志士議員連盟」の動きが“石原新党”の布石ともいわれているだけに、注目される。
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平成24年03月13日
1万9000人を超える犠牲者を出した東日本大震災から1年。巨大地震、巨大津波という自然災害に、原子力発電所の崩壊という人災が加わり、まさに開国以来、最悪の1年が過ぎた。復旧、復興に向け、様々な動きがみられるものの、その動きは遅々たるもので、野田政権は窮地に追い込まれている。
「“絆”を合い言葉に、日本人はそれなりに頑張ってきたことはすばらしいことだった」「外国からもその点に対しては、高い評価がされた」「ただ、がれき処理については、日本人の醜さが出てしまった」「口では『国民全体で取り組まなくてはならないこと』などといいことを言っておきながら、いざ、自分のこととなると、がれき処理には、そっぽを向いてしまう。情けない限りだ」「野田総理にしても、選挙地盤である千葉県に自ら出向き、千葉県知事に『がれきの処理をやれ』ぐらいのことは言うべきだ。緊急事態であることを実感していない」「1年たって、がれきの処理方法がまだ決まらないなんて、話にならない。政権批判が出て当然だ」など、復旧、復興についての“辛口トーク”が続出。原発の在り方についても、「野田政権は、口では言わないが、明らかに原発擁護だ」「人間それぞれだから、原発に賛成でも反対でもいいが、政権のトップにいる人間なら明確な態度を見せなくてはダメ」「原発崩壊の被害は計り知れない。放射能汚染の問題がが解消するまでには、30年40年かかる。原発事故がその原因だということを真剣に考えなくては・・・」「ドイツは福島の原発事故後に、脱原発を宣言したが、最後にその判断をした会議には、原子力関係者は一人もいなかったそうだ。人としての倫理が判断基準だったようだ。要するに、利便性、合理性、経済性といった基準は無視し、“人間として”という点に判断基準を置いた。ドイツ人の英知を感じたね」「いい話だね。日本人は利便性、合理性、経済性などをまず考えるね。原発というものが、どういうものかをもう一度、真剣に考えるべきだね」。
「12年度の予算が衆院を通り、いよいよ消費税増税問題が国会のメーンテーマとなるわけだが、民主党が一枚岩となっていないだけに、野田政権も苦しいね」「4月の陸山会裁判で、小沢一郎が無罪になるか、有罪になるかで、政局は大きく揺れ動く」「野田総理は、消費増税に不退転で臨むといった以上、自民党の賛成が必要。そうなると負けるとわかっている総選挙をやらざるを得なくなる」「消費増税をとるか、解散をとるかということだね。さて、どっちをとるかね」「そんな国会の中で、マイナンバー法案の動きが気になる」「税と社会保障の一体化を進める段階で、国民一人一人に番号を付け、個人の情報を国が一括管理する必要がでてくる。そのための法案だが、個人情報保護との観点からすると、どのような情報を国が管理するかが問題だ」「そのあたりを軽く見ていると、知らない間に、個人情報が勝手に集められ、知らない間に社会に流失してしまう恐れもある」「まだ具体的な協議に入っていないが、今後、十分注意してみていく必要がある」などなど。
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平成24年02月28日
月日の流れは実に早い。2012年は、早くも弥生3月に突入する。そして間もなく、あの忌まわしい東日本大災害の「3・11」が来てしまう。
「2万人の死者を出した東日本大災害から1年。復旧・復興は進んでいるのだろうか。何にも進展はないように思うが・・・」「見方によるな。ただ、地震、津波はともかく、原発事故については原因すら解明されていない。1年たって、事故原因がまったく表面に出てこないなんて、さっぱり理解できない」「夏までに解明されるそうだ。調査中ということのようだが、それならがれき処理はどうなっているのだろうか」「がれきの総量は2253万トン。そのうち処理されたのはわずか5%だそうだ」「現地に行って、がれきの実態を見てきたが、ひどすぎる。がれき処理を各都道府県に協力要請しているが、東京など2,3が協力しているだけ。ほかはさっぱり。口では前向きなことを言っていても、いざ実行となると、みんなそっぽを向いてしまう」「国会議員は地元に帰って、がれき受入れの努力をすべきだ。野田総理は千葉県知事にがれき受入れを、率先して強力に働きかけるべきだ。そうしなくては、がれきはなくならない」「国会議員は、地元民が嫌がることは、やらないね」「国会議員がやらなければ、政府が積極的にならなくてはだめ。ところが野田総理はもちろん、平野復興相も何にも言わない。こんなことでは、がれきはなくならないね」「震災の復旧・復興が最優先課題だと思うが、野田総理は消費税の増税しか考えていない。がれきの処理もできない首相に期待するのは、もうやめた」などなど。野田政権を評価したくても、その材料が見当たらないのが実情。困ったことです。
野田内閣に失望したメンバーだが、大阪維新の会についても評判は良くない。「大阪を都にしようとがんばっているうちは、まあ納得していたが、今や国政にまで関与しようと動き出している」「維新の会代表の橋下は、教育委員会と労働組合に的を絞って、ケンカを仕掛けている。橋下の派手な動きに、民主も自民も公明も『ご意見ごもっともです』と腰を引くだけで、引きずり回されているのが実情だ」「選挙が近いとあって、人気者の橋下に逆らうことはないということだろう。『情けない』の一言だ」「橋下のポピュリズムは、やはりついていけない。『選挙に勝ったのだから、民意は勝者にある。だから何を言ってもいい』ではないはずだ。人気にどっぷりつかっての動きは不安だ」「700万円を超えている市バスの運転手の給料を400万円台に下げるなど、非常にわかりやすい問題を提起してくる手法は納得できるが、それが“危うさ”に感じてしまう」など。
“橋下旋風”は、ここしばらくは続きそう。批判をするのはやさしいが、いまの国会の姿を見たとき、“橋下旋風”の中から何か得るものがあるかもしれない。いましばらく、彼の行動を見てみよう。
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平成24年02月14日
立春も過ぎたというのに、この冬は寒さが厳しいような感じ。雪国の降雪量は記録的のようだ。雪による犠牲者も100人に近づいている。この寒さは日本ばかりでなく、ヨーロッパでもひどいようだ。天候不順は世界的のようだ。
「天皇陛下が心臓のバイパス手術をするそうだが・・・」という発言で始まった今回の話し合い。「政治の世界を中心に、経済界も含め今の日本は、我々の常識では理解できない、何か行き詰まった感じがする。そんな中で、天皇陛下の存在は貴重だ」「天皇制については、いろいろあるが、何か今の日本にとって非常に重い存在になっているように思う。天皇だけが安心できる存在だ」などといった発言が。
政治の混乱については、「ここまで堕落すると、根本的な改革が必要だ。まず、憲法改正から始める必要がある。国政が動かなくなったとき、どうすればよいのか方向性が見いだせない。そのあたりを憲法で明文化すべきだ」「最強の内閣の防衛大臣に素人の田中直紀を起用、結果は野党の集中攻撃を受け、野田内閣の支持率は大幅にダウン。こんなことは最初から分かっていたこと。消費税アップのことだけしか頭にない野田総理は明らかに失格だ」「沖縄防衛局長の『講話』もひどい。『講話の内容に法に抵触する部分はない』と処分は先送りだそうだが、防衛局長が『選挙の投票に行け』などと説教する必要はない。何のために『講話』をしたのかを考えれば、おのずから局長の狙いはわかる」「こういう時に、はっきりした方向性を出すのが政治指導というものだ。防衛大臣が決断できないのなら、総理大臣がきっちり態度表明すべきだ」「ここまで来た野田政権は、思い切って政界のタブーに切り込むしかない。でもできないだろうな」などと、野田内閣への批判は続く。
「こんなことだから、大阪維新の会がのさばってしまう。地域政党だと思っていた大阪維新の会は、いまや政界の中核になろうとしている」「東京にいると、維新の会の人気がわからない。大阪改革のための地域政党だと思っていたら、日米同盟堅持だとか参院廃止などと言い始めている。TPPにも賛成の立場だそうだ。どうなっているんだろう」「顧問に堺屋太一がついているのに・・・。本当にどうなっているのだろう」。大阪維新の会には、わからないことがいっぱい。
『2060年には。日本の人口が現在の約3分の2の8674万人になる』という人口問題研究所の発表には各メンバーもびっくり。「人口大幅減は以前から言われていたこと。だけど、推計とはいえ、もう4.50年先にその現実が迫っているのかと思うと、やはりショックだ」「騒ぎとなっている年金の問題をはじめ将来に向けての様々な対応も、この現実を織り込んでいるのかといえば、答えは『ノー』だ」。深刻な問題であることを各人が考える必要がありそうだ。
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平成24年01月24日
東京地方に今シーズン初の本格的な降雪。八王子あたりで5センチほどの積雪となった。雪に弱い東京とあって、各地で混乱があったようだが、メンバーの中にも「雪のため、交通機関が動かず、欠席します」との連絡をよこす人も。
今回は小沢一郎の裁判からスタート。「被告人質問での小沢の発言はひどすぎる。『政治資金収支報告書を見たことがない』なんて、考えられない」「『天下国家のことを考えていて、それ以外は秘書に任せていた』なんて言っていたが、そんな発言が通用すると思っているのだろうか」「そんな考えの人間には、政治家になってもらいたくない」「小沢には、もう政治の世界から消えてほしい。ところが、どうすれば消えるかがわからない」「小沢を支持することで、仕事や金など見返りを得ている人がいる。特に国会議員の中に100人を超える“小沢支持者”がいることが問題だ」「情けないことだが、そんな議員を選んだのはだれかとなると、結局、『有権者が悪い』となってしまう」「4月に判決が出るわけで、その結果次第では、小沢の出方も見えてくるのでは・・・」などなど。
続いて話題になったのは、やっぱり野田政権のあれこれ。「内閣を改造して、岡田前幹事長を取り込み、“最強内閣”と胸を張ったが、支持率はそれほど上がらない」「岡田は議員定数の削減、議員歳費・政党助成金の削減、独立行政法人などの削減をブチ上げて、“身を削る”ポーズをみせているが・・・」「ムダの削減が、どこまでできるかだな。特に議員削減は少数政党が猛反発しているだけに、難航は必至」「社会保障と税の一体改革の前段階でつまづくと、完全に行き詰まってしまい、結局、解散・総選挙となる」「ここまでくると、選挙でスッキリするのがいいのでは・・・」
「選挙に時期は、3月説、6月説があるが、もうすぐだ」「選挙となれば、増税はもちろん、TPP問題、原発問題、普天間問題など懸案事項に各政党は明確な態度表明をせざるを得ない。国民はそれを待っているのでは・・・」「『だれがやっても同じじゃない』といった声もあるが、今度は国民の意識がかなりはっきりと出てくると思うよ」「ただ、選挙結果がなかなか読めない。民主、自民のどちらかが勝つのだろうが、勝ち方の程度もわからない。維新の会がどうなるのかも焦点だ。その結果、だれが内閣を作るのか。話題が豊富な注目選挙となる」
そのほか東京都の教員国歌不起立訴訟で、最高裁が「戒告処分はいいが、減給・停職は行き過ぎ」の判決、ダルビッシュ有・投手のメジャー挑戦、全豪テニスで錦織圭のベスト8進出などが話題に。
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平成24年01月10日
2012年最初の青春塾。メンバー全員、元気に年末年始を乗り越えて、まずはメデタシ メデタシ。「今年も、元気に楽しく、世間の“不条理”を切りまくる」ことを確認、第1回をスタート。
年末年始の動きをみると、北朝鮮の金正日総書記の死亡が大きなニュースとなったが、国内では相も変わらず野田政権に対する不満が圧倒的に多かった。
「社会保障と税の一体化が本格的に動き出し、消費税が2014年4月に8%、15年10月に10%となることを決めたようだが、実施に移せるのだろうか」「国会議員と公務員給与の削減が条件になっているようだが、議員定数の削減問題は各党まちまちで、とても決められる状況ではない」「野田総理は、‘不退転の決意’だそうだが、消費税増税問題がつまずけば、総選挙になる」「民主党内にも、小沢グループをはじめ、増税路線に反発している声が相当数いるだけに厳しい。民主党を離党したグループが、早くも2つの政党を立ち上げた。4月に出る小沢元代表の裁判結果次第では、政界は大きく動き出す」など、青春塾における野田政権に対する評価は、ますます悪くなるばかり。
「武器輸出3原則の緩和、南スーダンへの自衛隊派遣など、野田内閣はサラリとやっている。自民党政権下でも躊躇したことを平気でやってしまう。なにか恐ろしい気がするね」「民主党を支持した人たちは、『こんなはずではなかった』と思っているのが正直なところではなかろうか」「八ツ場ダムは建設が決まったようだが、二転三転した経緯を見ていると、民主党の姿が見えてくる。民主党を支持したものとして、情けなくなるよ」。
原発事故問題についても、野田政権の失態が目立つ。「政府の事故調査委員会が中間報告で、問題意識のない保安院の実態、準備不足と事故対応ができていない政府、電力業界に厳しい指摘をしたが、最終報告が期待される」「国の原子力安全委員の多くが、電力業界から多額の資金援助を受けていたり、東電が有力国会議員10人を指定、20万円のパー券を買っていたことも暴露された。その中には民主党から仙谷、枝野が選ばれている。こんなことで、電力業界の改革などできっこない」。さらに「放射能の除染問題もどうなることやら。汚染された土や木の葉などの集積場所も決まっていない。一時的にその場所が決まっても、最終的にどのように処理するかは全く決まっていない。地元住民にとっては、たまったものでない」「いろいろ問題があるが、原発をどうするかという基本的なことを、野田政権が明確にしないことが、最大の問題点だ」「“脱原発”を言えない野田政権では、大きな期待はできないな」などなど。
新年早々の青春塾は“野田批判の会”での幕開けとなった。
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平成23年12月13日
2011年もいよいよ大詰め。3・11の大災害があったこともあり、この1年は特に短かった感じ。M9という大地震もさることながら、続いて起きた原子力発電所の事故は、初めての放射能との戦いとなり、収束のめども立たないまま“年越し”となってしまった。
「2年が過ぎた民主党政権だが、鳩山、菅両内閣がひどく、9月に野田政権が誕生、『少しはいい方向に・・・』と期待したが、サッパリだね」「こんなにダメだとは思わなかった。最後は一川防衛、山岡国家公安両大臣が参議院で問責され、年越しとなった」「沖縄の防衛局長発言はひどすぎる。一川防衛大臣の対応もダメ。普天間問題の行方は、日米関係の今後を決める重要なキーワード。野田総理が毅然たる態度を見せるかと思ったら、防衛大臣を守ることに一生懸命。これじゃ、“日米関係の深化”なんて、とても期待できない」「山岡大臣は消費生活担当大臣として、マルチ商法の団体との関係を指摘されたわけだが、これもひどい」「一川、山岡とも、“小沢派”ということで、野田総理も罷免させにくいのだろうが、でも国民は見ている」「民主党内で、野田の勢力は極めて弱い。小沢派とケンカなどとてもできない。なあなあでやっていると、いまに痛い目に合う」などと、今回も“野田批判”が続出。
「だいたい、消費税増税についても、『法案成立後に、国民に判断を求める』という感覚がわからない。さらに、原発事故の原因も未解明のまま、ヨルダンやベトナムと原子力協定を結び、原発を売り込もうとする神経には、とてもついていけない」「各社の内閣支持率をみても、ついに全社とも『不支持』が『支持』を上回ってしまった。国民の気持ちがわかっていないということだ」「こんな状態でも、年内に消費税増税の法案をつくるようで、野田はそれに『不退転の決意』で取り組むそうだ。財源不足を国民に押し付ける姿勢はとてもいただけない」「こんな増税路線だと、解散総選挙は思ったより早く行われそうだね」「選挙と言われても、こうなると選ぶ政党がない。民主、自民両党をこわして本格的な政界再編をやってもらい、それから選挙をやろうよ(笑)」
2011年の定年青春塾の全日程は、きょうで幕。いろいろあった青春塾だったが、メンバー全員の努力もあって、まずまず満足のいく1年だった。新しい年2012年は、増税に加え、TPP,政界再編、オリンピックなど、2011年を上回る“激動の年”となりそうな予感がしてならない。
それでは、佳いお年を
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平成23年11月22日
2011年も残すところ1か月。東日本大震災、そして原子力発電所の崩壊という未曾有の大災害・事故があったせいか、本当にあっという間の1年だった。特に原発事故は放射能との戦いで、終息のメドも立たないのが現状。大変な1年だった。
オリンパス、大王製紙という日本のトップ企業の不祥事が話題を呼んでいる。「大王製紙のケースは創業者のボンボンが勝手に金を使い込んだという話だが、オリンパスのケースは、国際的な影響も大きく、深刻な話だ」「オリンパスの内視鏡は世界シェアの70%を占めているそうだ。そんな国際的企業の1000億円もの損失が、20年間もヤミの中に隠され、粉飾決算されていたなんて、誰も想像できなかった」「日本の企業の会計検査が、こんなものかと世界に明らかにされてしまったことが問題だ」「日本の場合、会計検査を民間の検査会社に依頼している。お金をもらって検査する検査会社も手心を加えることになる。ここを改めなくては、改善は望めない」、「「役員会もひどい。数人の役員だけで、こんな大胆なことができてしまった」「いずれにせよ、日本企業の信頼が損なわれることのないよう最大の配慮がなされないと・・・」。
ブータンの若い国王夫妻の来日も話題に。「とにかく、さわやかでいいね。幸福度という言葉も新鮮だ」「原発事故のあった福島に足を向けてくれたことは、“福島は安全”を世界にアピールしてくれたわけで、ありがたい」と、好感がいっぱい。一方で、中国で9人乗りのバスに64人の子供たちを乗せ、20数人の死者を出した事故については、「先の鉄道事故も“成果”を求めた結果だったわけだが、今回の事故の裏には“成果”を求めた何かがあったようだ」「とにかく、世界第2の経済大国での出来事とは思えない。先進国と世界に認めてもらいたいという国の姿勢はわかるが、そのためには、何をやってもよいという考え方は納得できない。早く“大人の国”になってほしい」。
このほか、読売ジャイアンツのナベツネと清武オーナーのケンカ、オウム裁判の終結、横田めぐみさんの消息、ソフトバンクの日本一、そして野田総理の政権運営とTPPなど話題はさまざま。
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平成23年11月8日
きょうは立冬。いよいよ木枯らしの季節に入った。TPPへの参加問題をめぐって、野田政権は最大のピンチに直面している。国論が真っ二つに分かれているだけに、野田総理はどのような判断を下すか、その判断次第で政局は大きく揺れ動く。オバマ大統領との会談は12日、ハワイで行われる。
「とにかく、TPPの内容がわからない。それで賛成か反対かを判断することはできない」「国民が二分されているのに、政府はそれを解決しようとする気配りが全くない。国民の声を聴こうとしない政府の姿勢は理解できない」「貿易の自由化という総論は問題ない。しかし、その方法となると複雑だ。『安い農産物が大量に輸入されれば、今の日本の農業では太刀打ちできない』という反対派の主張はわかりやすいが、賛成派の『通商国家として、いつまでも自分のカラに閉じこもっていては、世界から見放されるばかりだ』という主張はわかるが、『なぜTPPなのか』という点がわからない」「政府と民主党幹部は参加の方向だが、民主党内部にも“慎重派”が相当数いる。それに配慮して、野田総理が参加を見送るようなら、指導力に大きなキズがつく。どちらにしても、窮地に追い込まれた形だ」「野田総理としては、普天間問題をはじめ日米間に横たわる様々な問題を解決ためにも、ここでアメリカに“つれない態度”はとれない。苦しいと思うよ」。ここ1週間で日米関係が大きな曲がり角に差し掛かるわけで、ハワイでも日米首脳会談が注目される。
TPP問題もさることながら、野田政権に対する不信感は、ますます高まっているようだ。「野田総理のこれまでの言動を見ていると、健全財政・安定財源のために、とにかく増税が必要と言っているだけ」「増税もわからないではないが、無駄遣いの一掃はサッパリ。議員定数削減、公務員の2割削減を含む行財政改革が全く進んでいない。この状態で増税と言われても、『ハイ、そうですか』とはいかない」など、“増税宰相”のイメージがますます強くなっている。「発言が少ないので、真意がなかなか伝わらない。低姿勢のようだが、一方で、消費税の値上げを世界に発信、ベトナムへの原発売り込み、玄海原発の再稼働容認、南スーダンへの自衛隊派兵などを、あたかも当然かのようにやってのけている。なにか危険な匂いもしてきた」「確かに、福島原発で、あれだけのダメージを受けたのに、他国に日本製原発を売り込む感覚は、理解に苦しむというより、何か危険な感じだ」「南スーダンへの自衛隊派遣にしても、現地の治安は極めて悪く、危険がいっぱいだそうだ。PKOを理由に、武器を持たせ、危険な土地に自衛隊を送り出すスタイルが、何気なく作られていく姿が見える」「だいたい総理なって、自民党の歴代総理にあいさつに行くなど、考えられない。与野党の対立がいいとは思わないが・・・」。
野田政権に対する不信感は、今後とも高まりそうだ。
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平成23年10月25日
3月に東日本大震災が発生、原発事故という日本が経験したことない大災害があったこともあってか、2011年も残り2か月となってしまった。本当に、あっという間の1年だった。 大震災とその復旧・復興に振り回された1年だが、野田新内閣が誕生、新しいスタートを切った民主党政権の前途は暗雲立ち込める状態だ。
11月27日の大阪知事選・大阪市長選があわただしい。「橋下知事と平松市長が対立、ごちゃごちゃになってしまったようだが、選挙民がどのような判断を下すか見ものだね」「橋下知事が“大阪維新の会”という地域政党を立ち上げ、張り切っているようだが、“橋下人気”はまだ続いているのだろうか」「二重構造による行政のムダを省くことを争点にしているようだが、橋下知事の“大阪都構想”は本当に行政のムダ削減につながるのか。都構想で東京並みの特別区ができ、そこにまた議会ができるとなれば、たくさんの議員センセイが誕生してしまう。これ無駄じゃない」「大阪の出来事で、東京は直接関与はできないが、結果次第では、全国の政令指定都市と道府県の在り方に大きな影響を与えそうだ」など、大阪のダブル選挙で盛り上がった後は、大詰めに来たTPPをめぐるあれこれが・・・。
「TPP問題は経済の問題だけでなく、社会体制から安全保障までを含む課題を抱えている。それだけに日本がどうかかわるかが問われている」「政府・民主党執行部はTPP参加の方向だが、民主党内部は反対派が目立っており、すんなりとはいかない」「国民はTPPの内容がまだわかっていない。農業関係者にとってはマイナスで、商工業者にとってはプラスになる程度の理解しかない」「反対派が大勢を占める党内で、野田総理がどのような判断を下すかが焦点だ」「前原政調会長が、『一応参加して、日本の主張が受け入れられなければやめればいい』などと言っているが、その程度の認識でTPP協議に参加しようとする野田内閣の姿勢には不安でならない」「TPPはアメリカの世界戦略の一つ。関税だけの問題ではない。日米関係にも大きな影響を与えることは必至だ。それだけに野田総理が打ち出す方針が重要になってくる」「韓国が世界に大きく打って出ている現実をみていると、『日本も何とかしなくては』という気持ちになる。日本はいま、アメリカ、韓国、中国に囲まれ、まさに正念場に差し掛かっているといった感じだ」などなど。
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平成23年10月11日
東日本大震災から7か月。復旧・復興はそれなりに進んでいるのだろうが、放射能で汚染された福島の地は、除染のメドもついていない。汚染された土を剥ぎ取っても、その土をどのように処理するかという点で、国も自治体も行き詰まってしまう。原発事故の恐ろしさが、改めて身に浸みる。
小沢一郎の裁判が始まり、野田政権もいよいよ正念場を迎えたという感じ。「小沢は徹底抗戦の姿勢だ。強制起訴による裁判だけに、4億円の流れを含め、裁判の行方が注目される」「小沢は完全に追い込まれている。裁判の結果は、有罪だろう」「裁判そのものは、政治資金規正法にかかわるもので、4億円とは関係ない。法と証拠に基づくのが裁判である以上、小沢は無罪だろう」「国民の多くは、政治資金の報告書作りがどうだったかより、4億円がどこから出されたものかということに、関心を寄せている。4億円は土建会社から密かに贈られたものではないかとみている」「国会議員であれば、国民が疑問に思っていることには丁寧に説明するのが当然で、自分の秘書3人が有罪判決を受けても、それに対するコメントもしないことも合わせ、小沢の姿勢は納得できない」「それにつけても理解できないのは、野田首相の姿勢だ。波風を立てずに、やっていこうとする気持ちはわかるが、それでは前進がない」「朝霞の公務員宿舎問題でも、自分が認可したものを、理由も示さず、批判が出ると簡単に再び凍結してしまった。いかにも軽率だ」「政治の在り方という大きな問題だが、『対立の時代は終わった』という声もある。自民党や公明党との話し合いを重視するという野田首相の姿勢は納得できる。野田総理は着実に歩んでると思う」「確かに、対立することばかりではダメということは理解できる。ただ、政治とは対立によって前進するものだ。話し合いは、“馴れ合い”となり、 “国民無視”につながりかねない。与野党が仲良くなることで、良いことはない」などなど。メンバー内は“野田擁護派”もいるものの、どうも“野田批判派”が優勢だ。
野田政権には、問題が山積しているわけだが、特に気になるのがTPP問題。「来月までには、TPPに参加するかどうかを決めなくてはならないようだ。野田総理をはじめ、前原、岡田、仙谷、藤井など党首脳は参加の方向だが、民主党内には慎重派が相当数おり、難航が必至だ」「小沢派の大半も批判的で、野田総理も慎重にならざるを得ない」「影響の大きい農業をどうするかが焦点になっているが、医療や環境、労働力にまで影響するだけに、簡単に結論を出すことはできない」「アメリカが中心になっており、アメリカの政策であることはわかるが、貿易立国の日本として関税の撤廃は大きな課題。関税の緩和は国際的な動きとなっている中、ここで遅れを取ってはならない。アメリカとの間では普天間問題も抱え、野田がどのような方向を打ち出すか注目される」など、TPPをめぐる問題は大きな政治問題となっている。
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