社会教育協会は2025年に創立100周年を迎えます。
9:00〜17:00(月〜金)

次の100年に向けて 100のメッセージ

私の考える社会教育

協会理事 荒井 文昭

私の考える「社会教育」は、「教育を受ける権利」のうえになり成り立っています。この「教育を受ける権利」とは、判例によれば「各自が、一個の人間として、また、一市民として、成長、発達し、自己の人格を完成、実現するために必要な学習をする固有の権利」とされており、わたし自身も、教育を受ける権利を、人間として、また市民の一人として、生涯にわたって学習する権利としてとらえています。ですが、社会と国家を形成する主権者市民としての私と、一人の人間としての私とを結びつけることは容易なことではありません。こうしたことを考え、取り組み続けることそのものが、私にとっては「社会教育」なのかも知れません。

山ほどの学び―これからもよろしくお願いいたします

市民の社会教育研究所副所 池上 洋通

私が日野市民になったのは1972年。その翌年に立ち上げた「劇団ひの」のけいこ場・公演会場が社会教育センターであり、社会教育協会との出会いでした。さらにまた1974年からは日野市役所職員として関わることとなり、私の教育学理論と実践、さらに共同的な人間関係に大きな広がりを与えて下さいました。200周年をめざして、協会やセンターの発展のために、今後とも微力を尽くしたいと思っています。

人生をおもしろくする「余白とまなび」

朗読教室 講師 井ノ口 勲

公益財団法人社会教育協会100周年誠におめでとうございます。
━人生をおもしろくする「余白とまなび」━と書かれている、ひの社会教育センターの広報誌が全てを言い表しています様に、朗読教室を通しまして社会教育の一環としての役割を広く市民の皆様と一緒にこれからも学んでいければと考えております。

私と日野社会教育センター

センター教室会員 岩沢 清治

私が日野社会教育センターにお世話になって30年になります。生活の大事な部分を占めております。きっかけは社会教育に大変熱心に取り組まれていた当時の有山市長さんに、自分が教員時代、すばらしいアドバイスをいただいたことへのご恩返しの気持ちでした。私は長い間、理数系の教員として働いてきましたので、バランスをとる意味で、センターではヨーガと2つの英会話クラスを受講しています。感謝、感謝の毎日です。
100周年、誠におめでとうございます。さらなるご発展をお祈り申し上げます。

自分の心と身体の対話をしながら

ヨーガ教室 講師 宇治野 洋子

平成と共に誕生したヨーガのクラスです。ヨーガは体操・呼吸法・瞑想を自分の心と身体の対話をしながら、ゆっくりと呼吸に合わせて無理をせず行います。自律神経が整い心身の健康が得られます。四十年近くヨーガの生徒さんと続けてきた間には、私自身、家族にも又生徒さんにもいろいろありました。それを乗り越えてこられたのもヨーガのおかげと感謝の気持ちで一杯です。これからも皆様と共に前を向き、老を受け入れながら歩んでまいります。

参加者の方々の豊かな人生のために

ドラム教室 講師 大澤 基弘

社会教育100周年おめでとうございます。私は2000年からドラム教室を担当させていただいています。小学3年生から大人の方まで、幅広い年代の方々にご参加いただいています。
ドラムの演奏は簡単ではありませんが、皆さんのレベルに応じてアドバイスさせていただいています。最近は、楽しく壁を乗り越えていただくためのエクササイズを考案したりしています。
参加者の方々の豊かな人生のために少しでもお力になれたらと思っています。

社会教育の根付いたまちを目指して

日野市生涯学習支援課長 大村 国博

社会教育協会の創立100周年、誠におめでとうございます。学びによる人と人とのつながりづくりにご尽力されているひの社会教育センターにおかれましては、日野市中央公民館(生涯学習支援課)も常に学ばせていただいております。
人は、新しい学びを得て、新しく人とつながることにワクワクする喜びを感じます。その喜びを市民が生涯にわたって体験できるまち、社会教育の根付いたまちを目指して、これからも共に歩んでいきましょう。

ウェルビーイングな暮らしと社会づくり

帝京大学准教授 生島 美和

現在の私たちの暮らしのあり様は、100年後、どのように継承され、または変容しているでしょうか。今の社会課題は解決しているでしょうか。歴史は人びとの歩によってつくられ、文化は人から人の手によって伝えられます。社会教育を通じて、その時々の人びとの共同関係が豊かに築かれ、世代を超えた対話や創造的な活動によりウェルビーイングな暮らしと社会づくりが叶うよう、その一員でありたいと思っています。

やってみたい!に挑戦できる教育環境を

ひのスノーマン/NPO法人 子どもへのまなざし 理事 小俣 彰男

センターで育った私の日々は「やってみたい!に挑戦」できる日々でした。今、日野市でNPOに所属し子どもたちが「やってみたい!に挑戦」できる居場所を作っています。センターでの育ちがベースになっています。「やってみたい!」は主体的な気持ちで、与えることはできません。用意できるのは「やってみたい!に挑戦」できる環境です。これからも「やってみたい!に挑戦」できる環境づくりを社教センターに期待しています。

歳を重ねることの楽しみ

シャンソン教室 講師 笠原 三都恵

1997年に「夜のシャンソン教室」が開講し、翌年には「昼下がりのシャンソン教室」も始まり、社会教育センターには四半世紀以上もお世話になっています。
優しくて、温かい歴代担当職員の方々に支えていただき、入会される方も素晴らしい方々ばかりで、なんと幸せなこと、と感謝の日々。
シャンソンは70歳を過ぎたあたりから、何を歌っても似合ってきます。教室の皆さんと共に、歳を重ねることを楽しみたいと思います。

私の考える「社会教育」

協会評議員 鎌倉 良裕

協会創立100周年を画期に、社会教育を「社会」の視点から触れてみる。想定されていた“高齢化”“情報化”“国際化”そして“自然事象の著変”は、今や日本社会の根底を覆すほどの巨大なエネルギーになりつつある。大きな表れの一つは、地域社会の崩壊を加速する様々な現象であり、やがて国の在り方をも変容させる勢いにある。
そこで現状への強い危機意識をもって、社会教育の今後を展望し、方法論を再構築する必要があると思われる。即ち、学校教育や生涯教育等とは次元を変えた、社会を支える「現実対応力=プラクティカルメソッド」を、関係者が、市民・住民のために是非とも提供願いたいのである。時代は!それを待っていると考える。

社会教育協会との出会い

協会理事 神郡 克彦

1985年頃現役の企業人として経済同友会のプロジェクトに参画。上司の経済同友会部会長就任の縁で約8年間経済同友会の山下静一専務理事、現場に知己を得た。その際、社会教育協会の存在を認知した。
時が経過。2010年頃大学教員の時期、黑水恒男理事長の依頼で社会教育協会のお手伝い。歴史を遡ると、1925年の発足時奔走された小松謙助さんへ政・官・財・産業界・学会―挙げて、当時応援していた様子が伺える。
創立100年の慶事、前へ意思と希望をもって(Forward with Will & Hope)-次の100年を目指しましょう。

社会教育協会との関わり

協会理事/市民の社会教育研究所所長 金子 尚弘

私が社会教育協会を初めて訪問したのは今から56年前の昭和44年です。その年に私は白梅学園短期大学に奉職しました。樋口愛子先生から「あなたは社会教育に興味がありますか」と問われ「はい、今もカブスカウトの隊長をしています」と答えると、翌日には虎ノ門の教育会館内にあった協会本部を案内してくださいました。大勢のスタッフが働いている姿に感銘を覚えたことを今でも思い出します。学生たちに日野社会教育センターの活動を紹介すると、多くの学生たちが青少年活動に参加するようになり、また4年制大学となってからは小学校教員養成課程の学生たちの貴重な実践の場となりました。教員となった彼らの評判が良いことを誇らしく思います。

私の考える「社会教育」とは

協会評議員 草野 篤子

社会教育では、あらゆる世代を構成する人々の自発的な学習活動を可能とする基礎的な環境を整える必要がある。人権教育、環境教育、平和や民主主義を重視する教育を、国家が保障し、真の民主主義を成就するために選挙の重要性を確認し、主権者教育(Sovereignty Education)を位置づける。
また、コミュニティーを構成する多世代の人間的発達が促進され、互いの信頼関係を醸成できる関係を構築することを教育の目標とする。

ともに手を携えて

月刊社会教育編集委員会

社会教育協会創立100周年、おめでとうございます。『月刊社会教育』は、1957年12月号〝ゆるぎない路線を求めて〟を特集テーマに、民主的・国民的社会教育の創造をめざして創刊されました。今年11月には835号を刊行します。これまで、各地の豊かな社会教育実践を紹介するとともに、時々の様々な社会問題、各地の課題に目を向け発信してまいりました。今後もジャーナルとして民主的な社会教育の発展に寄与したいと考えています。社会教育協会の益々
のご発展を祈念するとともに、ともに手を携えてまいりましょう。

豊かな地域社会を築く礎

日野市長 古賀 壮志

社会教育協会創立100周年、誠におめでとうございます。
社会教育は人と人とをつなぎ、豊かな地域社会を築く礎であり、課題解決や共生社会の実現に向け、市民同士の対話や協働を促す「つながり」の核となることが求められます。
これからも、多様な学びの機会と交流の場を創出し、次世代を担う市民一人ひとりが輝けるまちづくりに貢献いただけますよう心より期待しております。
今後、益々のご発展をお祈り申し上げます。

社会教育と生涯学習

協会監事 小林 照明

社会教育と生涯学習との関係は、生涯学習は個人が主体的に学び続ける行為を指し、社会教育はその支援を行う社会的な仕組みと考えられます。多様化する社会への対応として、現代の社会教育は、情報技術の進展やグローバル化、人口減少などの変化に対応する必要があります。
社会教育は、個人の生涯にわたる学びを支援し、地域社会との連携を強化する重要な役割を果たしています。社会教育の未来に向けて、私たち一人ひとりがその重要性を理解し、積極的に関与していくことが求められています。

学び場が日常語になる未来の社会教育

一般財団法人日本青年館「社会教育」編集長 近藤 真司

ポストコロナの学びとは何でしょうか。2021年6月号で雑誌「社会教育」は創刊900号、巻頭言は銭谷眞美さん(日本青年館理事、元文部科学事務次官)の「社会教育の明るい未来を考える」でした。社会教育の明るい未来を実現するには、民間(社会教育協会のような)主導の全世代を包括する地域の居場所としての「学び場」が中軸になると予想しています。

いくつになっても新しい発見と喜び

パッチワーク教室 講師 西条ラン子

社会教育協会設立100周年 おめでとうございます
今、野山を歩いています。コロナで移動が禁止された時「後でいつか…」と思っていた事を精力的にこなし1年間は我慢しました。人は動きたいという本能を止められません。高校以来の山歩き。野草の知識も好奇心もどんどん広がりその楽しい事。仲間が増え話が弾み調べ物にも熱が入る。誰が言ったのか高齢者に必要な“3ベル”とは食べる、喋る、調べる事。いくつになっても新しい発見があり喜びがある。これが私の社会教育の現場です。

日韓交流始め

たまもり文化 齋藤 淑人

現在ハングル入門講座を実施していますが、2026年より日韓市民交流企画を実施します。今年、社会教育センターを訪れた韓国視察団の中心事務局は忠清南道洪城(ホンソン)郡にありますが、ここに日本やデンマークとの関係が深いプルム学園があります。学校の先生や卒業生は「平民村学」の理念を大切にしていて、地域での教育活動を熱心に行っています。
ぜひ、日本と朝鮮半島の新たな時代の交流に発展できればと願っています。

オリジナリティあふれる挑戦を

早稲田大学教授 坂内 夏子

100年前に設立された社会教育協会が、れんれんと、これまで築かれてきた多世代・多岐にわたる楽しく・実りある学びの場に深く敬意を表します。多摩の地域に根ざしながらも、全国および海外にまで広がる実践活動は、社会教育の可能性を強く感じさせてくれます。これからも、人と人がつながり、共に育ち合える場として、オリジナリティあふれる挑戦を重ねられていくことを心から期待しております。

「新しい私たち」が次の実践を

札幌学院大学准教授 榊 ひとみ

年齢や性別、立場の違いを乗り越えて、人々が集まり、混ざり合い、語り合い、学び合うなかで、「異なる意見」を認め合えるのが社会教育の魅力です。異なる他者との学びを通じ、「新しい私」が生まれ、「新しい私」は「新しい私たち」となります。「新しい私たち」が次の実践を生み出してゆくのです。「私たちの新しい実践」が、今の社会を「より人間らしい」ものに変えてゆけると確信しています。

社会教育の源流を育む

東京大学名誉教授 佐藤 一子

人々の自己教育・相互教育によって社会教育の源流が育まれたのは100年前の大正デモクラシーの時代です。個々人の主体性にもとづき日々の生活、人生の課題を深く考察する民衆的な学問探究の場として、自由大学が誕生しました。現在も市民の学びの創造過程に支えられて、多様な社会教育実践が広がりをみせています。社会教育協会も社会教育の源流を育み、次の100年につなぐ担い手としてご活躍ください。

何かを学びたいから四十二年間

書道・子ども習字教室 講師 佐藤 勢津子

創立百周年を迎えられて、心よりお慶び申し上げます。
昔、近くの日野社会教育センターで何か学びたいと思い書道教室に入会しました。
職員の方々、教室のお仲間、家族の協力等で四十二年間、色々な経験をしながら楽しく充実した時間を過ごす事が出来ました。大変感謝しております。これからも益々地域の皆様と共に数多くの学び場として発展して往かれることを応援したいと思っております。

私の考える社会教育

協会理事 佐藤 初雄

公益財団法人社会教育協会100周年おめでとうございます。世の中で社会教育法が成立してすぐに設立された組織だと思います。その組織が100年間も続くこと自体が既に奇跡だとも考えられます。現代社会はますます成熟化し便利な世の中になってきています。しかし、その一方で、とても複雑な社会にもなってきています。その中で最も影響を受けているのが子供たちではないでしょうか?これからの社会を考えるとこの子供たちをどう導いていくかは大人である私たちの責任だと思います。そのように考えると、この社会教育の役割がとても重要になると思います。このような複雑化する世の中を如何に生きていけるかさらには、社会を築き上げていくことができる人を育てていくことができるかが課題だと思います。
これから50年、100年先を見据えて教育をしていくこそがこの団体の使命だと思います。この未来のためにもこれからも活躍されることを大いに期待します。

24年間に渡るデンマークの福祉研修

執筆・講演家 澤渡夏代ブラント

デンマークより社会教育協会創立100周年をお祝い申し上げます。
私は、1993年から24年間に渡り、ひの社会教育センターとタックを組みデンマークの福祉研修を実施して、約500人の参加者をデンマークにお迎えしてきました。
研修は、関係施設の訪問のみならず現地の人々との交流を通してデンマーク社会や人々の考え方を知る機会でもありました。参加者の多くは帰国後、デンマークでの経験を地域や職場で活かし、たとえ小さな一歩でも、やがてそれが波及して社会貢献に繋がっていきます。 
このような意義ある事業の実施を長期間に渡り可能にして頂きました事、貴協会及びセンターに心より感謝申し上げます。

エンタメのあるまち作り

シンガーソングライター SIO(小塩晶人)

創立100周年おめでとうございます
私が思う社会教育とは「まち(地域)」に「エンタメ(エンターテイメント)」があることです。
例えば
「音楽にはチカラがあります」
それは「人の心を癒し、繋げ、勇気を与える」ものなのです。
「人と人が分離ではなく繋がりあう」
「人が笑顔で出会っていく」
それこそがこれから100年先も変わらぬ大事なテーマの一つだと感じています。

文明開化から人間開花につなげる100年へ

公益財団法人さわやか福祉財団 理事長 高齢社会NGO連携協議会 共同代表 清水 肇子

明治以来、日本は「個」を抑制し、国として経済的・物質的な豊かさを強力に追い続けてきました。しかし今、人にとっての豊かさとは何かが改めて大きく問われています。「人間開花社会」とは、誰もが持っている多彩な個性や能力を開花させ、その能力を生かして皆が主体的に社会に貢献することで、文化、経済に至るまで多面的な発展を遂げようという社会です。まさに社会教育の次なる100年の目指す姿とぴったり合致すると考えます。これからの社会とは、所属するもの、当たり前にあるものではなく、共につくり、育てるもの。教育とは、他者を教え育てるだけでなく、共に教わり、自らも育つもの。そんな双方向の概念の下に、本人や家族、住民・市民、そして学校教育を含めた様々な主体と連携したこれからの社会教育の可能性を社会教育協会さんが大いにリードしてくれることと心から期待し、エールを送ります。

主体的な学びや地域コミュニティの育成はますます重要に

日野市教育委員会 教育長 白石 高士

社会教育協会創立100周年おめでとうございます。
市内に社会教育センターが開設され、これまで55年以上に渡りさまざまな幅広い魅力ある事業を展開し、市民の学習ニーズや地域づくりに貢献していただき、感謝申し上げます。
社会が複雑化、多様化する昨今、社会教育の理念として社会的課題に対する主体的な学びや地域コミュニティの育成はますます重要になってくると考えます。次世代に向け、さらに活動が充実されることを期待します。

けん玉を通じた社会教育

センター教室会員 庄司 真史

けん玉でこんなに世界が広がるとは!3年半前、45歳でけん玉を始めた当初は昔遊びの玩具に大した期待もしていませんでしたが、けん玉が年齢、性別、国籍に関係なく、誰でも楽しみながら健康を維持できるスポーツであることを知るに至りました。子どもたち以上にスキルの獲得に熱中し、また、幼稚園児からお年寄りまで老若男女の皆さんと一緒にコミュニケーションしながら上達していく楽しみも知りました。この歳になっても、地域の皆さんと一緒に楽しみながら成長できる機会には感謝しかありませんが、まさにこれこそが「社会教育」なのだと感じています。社会教育協会さんには、今後もこの素晴らしい遊びと学びの機会を継続し、地域社会の発展に寄与されることを期待しております。

文化力と国力の連動性

日本画教室 講師 杉本 洋

創立100周年誠におめでとう御座います。変動の時代、100年の継続は本当に意義深く、今後の100年は更に余談が許されないと思います。そんな時だからこそ、教育が重要だと感じています。私は画家としてセンターの絵画講座を担当して二十数年になります。国の文化教育、社会教育に関する理解、予算等年々減少傾向を目の当たりにするにつれ、国力も低下しています。文化力と国力の連動性は重要で個々が更に認識して社会教育にも注力していける場にセンターがなる事を祈念しています。 彌榮

学社連携から学社融合へ

協会理事 薗田 碩哉

日本の社会教育の誕生期に活躍した初代社会教育課長の乗杉嘉壽は、社会教育は学校教育を完成させるものだと捉えていた。現在の社会教育は「学校教育以外の教育」というように理解されているが、学校の現状を見ると、この原点に戻って、学校教育の成果を社会につなげ、教育を完成させるのが社会教育だと考えたい。学社連携から学社融合へというのは、学校で学んだことを地域社会の中で活かし、自分の血肉とすることでなければなるまい。

世界を舞台に社会教育を実践

(NPO法人)日本心身機能活性療法指導士会 会長 鷹野 義量

貴協会におかれましては、本年創立100周年をお迎えになるとのこと、深い敬意を込めてお祝い申し上げます。
欧米に伍しての近代日本の国造り、関東大震災からの復興の中で「社会教育」の役割の大切さをいち早く認識され創立された貴協会が、その後の価値観の激変時代を乗り越えて着実に歩を進めてこられたことに敬意を捧げるとともに、現代社会における「世界を舞台に社会教育を実践する」貴協会の一層のご活躍にご期待申し上げます。

ICT活用の学びと伝承遊びが紡ぐ未来の社会教育

協会評議員 田中 十志也

急速に変化する社会の中で、次世代の子どもたちが希望を持ち、しなやかに生き抜く力を育むためには、地域や世代を超えた交流による人づくりが、これまで以上に重要になっています。ICTを活用した多様な学びに加え、けん玉などの伝承遊びを通じた世代間交流は、感謝の心や自ら考え行動する意志を育み、他者との関わりや社会とのつながりを深める貴重な機会となります。社会教育は、100年先の未来を支える豊かな人づくりの原動力です。

次世代に向けた社会教育のこれからのあり方について

高齢社会NGO連携協議会 理事事務局長 公益財団法人さわやか福祉財団 玉置 英明

社会教育協会創立100周年おめでとうございます。
次の100年に向けた我が国の社会教育の意義は正に、「エイジフレンドリーな地域共生社会に向けて」にあるべきだと思います。本テーマを多世代交流で共有することが高齢社会対策大綱(内閣府)の実践に繋がると思います。創立100周年に際し、その機会の創出に貴団体にご尽力頂きます様祈念申し上げます。

100周年おめでとうございます。さらなる飛躍を

協会監事 中澤 洋

社会教育協会100周年おめでとう御座います。実践の場、日野社教センターへの、かかわりから今日に至っております。日野市の剣道連盟での剣道大会での交流、施設モグモグでの放課後の学童送迎、寝たきり老人のいない国、デンマークへの学習ツアーへの参加は1回目と3回目、目からうろこでした。その時のメンバーとは今でも良い交流をさせていただいております。
一昨年前から社会福祉協議会の役員も仰せ使っております。あと何年不自由なく動けるかわかりませんが、頑張ります。

人間力を育てる思いやりのある世の中

中村淑子バレエ教室(センター利用団体) 講師 中村 淑子

社会教育協会創立100周年おめでとうございます。
私たちは日野社会教育センターで53年間レッスンを続けさせていただいております。
私がバレエを通して学んだのは礼儀、忍耐、自分を律する力です。
変わりゆく社会の中、100年後もこのような人間力を育てるような思いやりのある世の中であってほしいと願います。

社会教育の未来を築く種

千葉大学名誉教授 長澤 成次

2019年10月に開催された社会教育協会附属「市民の社会教育研究所」設立記念シンポジウムで講演する機会を得た。戦時体制下の1942年、文部省社会教育局が廃止され教学局に再編された時に「社会」が問題とされ、当時の穂積理事長・小松常務理事は信念をもって「社会教育協会」の名称を守られたことを知った。戦後、社会教育局は復活したが1988年に生涯学習局が誕生して社会教育局は再び廃止され、現在文部科学省には社会教育課も存在していない。社会教育協会の歩みには社会教育の未来を築く種が多く隠されている。

協会の存在価値と課題

協会理事 長谷川 捷三

多摩地域を中心とした地域の人たちとともに歩んできた公益財団法人社会教育協会が創立100年を迎えたことは、すばらしいことです。ただ、ちょっぴり心配なのが、協会の活動を地域の人たちにどこまで浸透させてきたか、その努力をしてきたでしょうか。
協会の存在価値は地域の人たちとの結びつきにあります。今後、どれだけたくさんの人たちとの結びつきを成功させるかが、協会の課題ではないでしょうか。

常に新しく深く

ヴァイオリン教室 講師/span> 原田 美保子

今年は戦後80年、昭和100年と言われています。この100という数字は協会創立からの活動の深さを物語っていると思います。
私、原田は『大人のヴァイオリン教室』を開講させて頂き、20余年となります。
人は各々の人生歩む中、知りたい世界、体現したい世界を沢山お持ちのはず。
この教室はグループで構成したものですので、同時に沢山の音との出会いを目差しました。常に新しく深くが大切な事ですね。
今後、益々の協会の発展をのぞみます。

未踏の領域に光

協会評議員 樋口 秋夫

百年前、社会教育という未踏の領域に光をあて、協会を設立したことは、まさに慧眼であったといえます。以来、先駆者として幾多の困難を乗り越え、厳しい時代にあっても希望の灯を掲げ続けてきました。今年、百周年という節目を迎えることは、まことに喜ばしく、これまでの歩みに敬意と感謝を表する次第です。今後もなお、創立の精神を刻みながら、時代の息吹を取り入れつつ、さらなる進化と発展を遂げていくことを祈念しています。

社会を照らす光

デンマーク学びのデザイナー 講師 ピーダーセン海老原さやか

「日野社会教育センターらしいデンマークスタディーツアー?」──ツアーの企画を始めた3年前からずっと私の頭の中をめぐっていました。言い換えれば、「社会教育とは?」という問いでした。デモクラシーをテーマにした二度目のツアーを終え、それぞれの地域や職場でデンマークでの経験をシェアする仲間の姿を見て、答えが見えてきました。「社会から学び、学びを社会に返す」。社会は常に揺れ、変化し続けます。社会教育が、社会の目指す一歩先に目を向け、社会から学び、学びを通じて社会を照らす光になってほしいと願っています。

温かいご支援に感謝

多摩平卓球サークル(センター利用団体) 平井 邦夫

社会教育協会創立100周年おめでとうございます。
日頃は社会教育センター様を通じ、我々の様々な活動に対して温かいご支援を頂き大変ありがたく感謝しています。私は卓球・カラオケ等でお世話になっています。
卓球―CO2センターの設置(コロナ流行時)、メンバー欠員補充への協力等、カラオケ―機器操作の援助等、これからも引き続き我々の諸活動応援をお願い致します。
社会教育協会様・日野社会教育センター様の益々のご発展をお祈り申し上げます。

これからの社会教育

元十日町市社会教育課長・公民館長 藤巻 誠

私の住む十日町市では、社会教育と公民館活動は、ほぼ同義語である。昭和22年11月、当時の中山町長が新憲法発布記念事業として「公民館の建設」を挙げ町づくりの柱に据えた。設置条例第1条に「町民の文化的教養を高め・・・地域振興を図る・・・」と明記した。この理念は代々受け継がれ、生き生きとした地域づくりが進められてきた。しかし、80年を経た今、コミセン化の動きが顕著になり、市内から公民館が無くなろうとしている。「さて、どうす
る」・・・智慧の出しどころなのだが。

感謝をこめて

寿楽会(センター利用団体)会長 本田 孝一

ひの社会教育センターは私共寿楽会の活動の場として旧センターの発足以来四十数年間使わせてもらっています。寿楽会は六十才以上のシニアクラブでパステル画部・カラオケ部・輪投げ部・健康体操部(ひの筋体操)・健康麻雀部等サークル活動があり、一ヶ月に二回の活動をしています。
センターがなければ、我々の活動は成り立ってはいきません。日頃から感謝をしています。
今後は会の充実を図るとともに、センターと一緒になって地域の人達との交流の場として何か出来る事はないかを模索していきたいと思っています。
ますますの発展をお祈り申し上げます。

これからの社会教育

社会教育団体振興協議会会長 御手洗 康

社会教育協会創立100周年、長年の活動に心から敬意を表します。
教育基本法には教育の目的は「人格の完成」にあると頌っています。社会教育はそのために「よき大人・良き市民」を育て、「より良い社会・地域」をつくるための活動です。人生100年社会の中で学校教育はそのほんの一部を占めるにすぎません。これからの生涯学習社会の中で、様々な担い手により幅広い多様な社会教育の活動が展開され、誰もが住みやすい社会がつくられることを期待します。

私と社会教育~薬科大学の使命

協会評議員 宮本 法子

私は薬科大学教員として、学生と共に近隣の学校や施設を訪問し、子ども、高齢者や障がいを持つ方々と触れ合う機会を作ってきました。地域社会での体験が、学生の人間性をより豊かに深く育んでいくと考えていたからです。
長年、続けてきた近隣の小学校等への出前授業は、主に薬の正しい使い方をテーマとし、現在では大学に小学生を招いて、薬教室を開催しています。
今後、オーバードーズを防止するためにも、「薬は正しく使ってこそ薬」であることを、伝え続けていきたいと思います。

クオリティ・オブ・ディス(QOD)にむけて学び続ける

協会理事 森山 千賀子

私の考える「社会教育」とは、年齢や性別等を問わず誰もが自身のクオリティ・オブ・ディス(QOD)にむけて学び続けることのできる場づくりです。私たちはさまざまな環境との関係性のなかで生きており、そこには他者との対話が不可欠だと思います。静の学びであっても動の学びであっても、よりよく生きる(Well-being)ことに注視していきたいと考えております。

希望

センター教室会員の保護者 諸星 智子

希望とは、単なる楽観ではなく、困難を抱えつつも未来を模索し 歩み続ける力であると、私は考えます。
希望をもって未来を語るとき、私は同時に過去を顧みます。
100年にわたり人から人へ受け継がれてきた実践は、かけがえのない財産です。
これからの100年、何を改め、何を守り、再び人から人へどのように伝えていくのか。
それを選び、決定する力を、わたしたちはここで培っています。

「歴史能力検定」で未来に生きる人づくりをともに

日販セグモ株式会社 代表取締役 安井 邦好

創立100周年おめでとうございます。激動の世界情勢のなか、歴史教育、社会教育の重要性はますます高まっています。我々にはこれからの未来を担う次世代へ、歴史を知ることで得られる学びの楽しさを伝えていく責務があります。
「歴史能力検定」を通じて、自らの意志で”過去に学び、未来に生きる”人づくり”をともに進めましょう。

今年、私は100歳になりました

矢千代会(センター利用団体) 山田 チエ子

私は日野市に住み始めてから、65年余りになります。
住み始めた頃は、都心から電車で1時間もかかる郊外にできた新しい団地。それは当時としてはモダンな洋風の台所や水洗トイレのある憧れの住まいというイメージでした。
豊田の駅前には、2階建ての伊勢丹や丸井、高島屋と並んでいました。その頃とは全く違う風景ですが、今も住みやすく穏やかな街です。
私は、薬剤師としてお店を経営しながら、民謡や商工会の婦人部などを通して、文化交流を育んできました。その中で出会った方々の思いやりや優しさにいつも励まされました。
これからも、若い方々に、日野市という素晴らしい街をより発展させていただきたいと切に願っています。
今年、私は100歳になりました。

行ける所までがんばります!!

英語で歌おう教室 講師 よし はじめ

とにかくこの教室に来たら、歌う!身も世もなく歌う!恥も外聞もてらいもなく楽しく歌う!そう思って30年近く指導させていただきました。最初から受講されていらっしゃる方、途中から入られた方、皆さん和気あいあいと歌っていらっしゃいます。感謝しかありません。これから30年・・・出来るかなぁ(笑)行ける所までがんばります!!

ほんものの社会教育

センター利用者 米田 裕治

ひの社会教育センターっていうのは、人間の宝庫なんだよなぁ。
その人間ひとりひとりにはやりたいことがあって、それをみんなで応援しあっている。
ひの社会教育センター自体が社会教育の「場」。
そういう「本物の場」から「ほんものの社会教育」が起動していく。
その〜波動・なみ〜になみうったひとたちが集まり「社会教育の場」はいろとりどりに生が開花し、いろあいを深めあっていく。ひとびとの音色を 生をふるわせるひびきに育てていく。
おおいなる生の循環態をつくっている。

感謝

鼓っ子連(センター利用団体) 渡部 洋子

社会教育協会創立100周年を迎えられたことを心からお喜び申し上げます。
私たちは30数年前ひの社会教育センター主催の和太鼓教室に参加し、その後サークルを立ち上げ現在に至っております。サークル名はひの社会教育センター和太鼓サークル”つどって つむいで”鼓っ子連です。
その名の通りセンターに支援していただきながらチャリティー公演・福祉施設・地域のイベントなど、地域と人と、つながる活動を続けることができました。改めて心から感謝いたします。
社会教育の益々の発展を祈っております。

職員・元職員・リーダーより

「人づくり」を地域から世界へ

センター館長 阿部 和広

私たちが取り組んできた社会教育は、人と人のつながりを起点に、地域から世界へと学びを広げ繋いできた100年。他者を尊重し、共に生きる力を育む営みです。地球環境の悪化や、社会の格差や分断がますます進む中、たくさんの課題を乗り越え、希望と感謝をもって、次世代へ平和を手渡すために、これからの100年も、私たちは「人づくり」の意志を、地域に根づかせ、社会を耕す力を発揮し続けます。

未来へ

子育て応援施設モグモグ 施設長 粟澤 稚富美

私は社会の変化を子育て支援の場から見てきました。特にコロナ禍以降では、暮らしのデジタル化が進んだことによりスマートフォンが手放せなくなり、子育ての情報の多さに戸惑う方も少なくありません。だからこそ、「子どもが健やかに育つこと」「親として自信をもって子育てができるように共に考えること」を軸に支援することを大切にしています。そして、親も子も人との関わりの中で葛藤しながらも、生きる喜びを分かち合うことが重要だと考えます。
私にとって社会教育とは、人がつながり、学び合い、支え合う中で幸せを育む人をつくることであり、目指しているのは、その幸せが社会全体へ広がり、次の未来へ循環していくことです。少子化がすすみ、将来の予測が困難な現代社会の今、社会教育の価値が見直されるべき時期にきていると感じています。

私も学び続けられる場所

センター職員 井上 恵里

社会教育協会の好きなところは、自分自身が「やりたい!」「皆さんに届けたい!」と思ったことを、スピード感をもって実現できることです。そして、常に職員・スタッフの皆が何かに向かって走り続けているモチベーションの高さと明るさ。さらには、参加者や保護者の方、リーダー、そして賛助会の皆さんが一緒に活動を創り上げてくださることです。つながりが希薄といわれる現代とは一線を画したこの場所に身を置けている恵まれた環境が、次の100年も続きますように。

可能性の宝庫

協会理事/前センター館長 入手 喬

社会教育センターと出会って半世紀、思い返せば社会教育の「社」の字も理解していなかった当初は、先輩の残してくれた記録や文書を読み漁り、何をすべきか…勉強の日々でした。担当した「青年学級」や「障害者青年学級」で勤労青年の生活や障害者家庭の暮らしを知りましたが、それらは私の人格形成に大きな影響を与えました。その体験を通して、私の社会教育は生活困窮者や障害者に寄り添い「共に生き、共に学ぶ」人間性を育み、「みんなが先生 みんなが生徒」の平等な人間関係を作ることを忘れてはいけないと思っています。社会教育は可能性の宝庫ですね!

社会教育について

みなみだいら児童館 職員 大久保 杏菜

私は学生時代まで、完璧主義者で「失敗は許されないこと」と考えていました。しかし、日野社会教育センターに入職して、失敗から学ぶことや失敗を非難せず、成長への道のりだと認めてくれる環境に出逢えました。そして、「失敗は許されないこと」という古い価値観が今まで私を苦しめていたことに気づけ、手放すことができました。このことから、私自身、社会教育を提供する立場でありながら、日々、社会教育を学ばせてもらっているとつくづく感じています。

今をつなぐ営みとしての社会教育

センター職員 小澤 まどか

社会教育を学び携わる中で今の私が考える社会教育とは、自分の生き方を自分で選ぶための「考え方のものさし」や「心の拠り所」を育む営みなのだろうと思っています。
人と関わり、学び合い、いったりきたりしながら広がる豊かさの中で、自分なりの生き方を選んでいく。そんな学びが続けられるように、これからの100年が平和で豊かであることを願いつつ、私自身もまたその営みを続けていきたいと思います 。

自分らしさを忘れない環境

社会人リーダー 小原 怜(小学校教諭)

大学1年生から10年間、ひの社会教育センターに関わり、アウトドア活動や定例教室に参加してきました。今は教員ですが、ここには「自分らしさを忘れない環境」があります。先生とは違う立場で関わってほしい子にとって、私は近所のお姉ちゃんのような存在でいられます。
雨の中で遊ぶなど、仕事中ではできない体験にも挑戦できます。だから私は職場以外の大切な居場所として、このセンターに通い続けています。

まなぶ。くらす。たのしむ。

センター嘱託職員 梶原 光

 急激な西洋化への反動からさらに新しい時代へと大きくうねる100年前、社会教育協会と時を同じく誕生した「民藝」は、生活道具が持つ“暮らしに根ざす美しさ”を尊びました。ひの社会教育センターの利用者から伝わるのはひとえに“よりよく生きたい”という気持ち。ツールが違おうが何年経とうが人が求めるものは不変かつ普遍なのだと両者の100年が示してくれています。ひの社会教育センターが皆さんに学びというエッセンスを供し、より豊かで美しく暮らす機会を作る場であることを嬉しく思います。

社会教育の大切さや教育の大変さを痛感

社会人リーダー(接客・販売職) 上條 空奈

私は小学校低学年~小学校6年生まで日野社会教育センターに通いました。
大学を辞めたことをきっかけに自分で新しいことをやってみたいと思い、ボランティアリーダーとして携わらせていただいています。
ボランティアリーダーとして関わることで子供の時には気づくことのできなかった社会教育の大切さや教育の大変さをとても痛感しています。
この日野社会教育センターが地域や人の居所となるような場所で居続けることを願っています。

社会教育の定義

協会理事長 黑水 恒男

社会教育の定義は、争いのない地球共生社会を目指す「人間づくり」と考える。
一国主義、利己主義に陥ることなく、利他の精神で次世代のために地球の平和、全人類、全生物の生存権維持、地球そのものの永続的環境保全を実現すべく、一生をかけ誠心誠意努力する、そういう「人間づくり」が社会教育である。
その人間が豊かな地域と国を平和で持続可能な地球社会を形成する。

親子に寄り添い安全な場を提供

幼児教室 元講師/嘱託職員 小林 清美

開館当初幼児クラスは子ども体操がメインでしたが、少しずつ低年齢化し2歳児親子体操が盛んになり、その後1歳児親子や0歳児親子と市民の皆様の要望に合わせ新設し沢山の親子の活動の場となりました。そしてそこには活動主旨を理解し適切な指導内容と親子に寄り添い安心な場を提供してくださる講師の方達の力がとても大きく、子どもの成長に合った指導はもちろん、親も楽しく参加し仲間づくりが出来子育ての悩みも話せる親子の交流の場になりました。今後もその思いを繋げられる活動を願っています。

今後100年に向けて

センター非常勤職員 斎田 陽子

ひの社会教育センターには二〇〇八年からお仕事させて頂き主に大人の教室担当をしています。講師含め高齢の会員様達がとにかくお元気で生き生きしている事にはいつも驚かされます。次世代の会員様達も職場や家庭以外にも居場所を見つけ、生活に張りや彩りを増やしていただきたいと微力ながらも頑張ってお力添えをさせて頂いているところです。

社会教育の実践の場を繋ぐ

元協会非常勤職員 酒井 あや子

平成19年6月から協会の事務として在職いたしました。いろいろな講座運営を手伝いながら、一参加者としても学べたのは貴重な職場でした。特に各地の三十三観音巡りや八十八カ所遍路旅を何度も訪れたことで、その土地の歴史や文化も体験できました。地域を越えた人と人の出会いが仲間となっています。この3月退職により主催の7講座をサークル活動に移行して、引き続き社会教育の実践の場を繋いでいきたいと思います。

一生をかけて学び続けること

日野市湯沢福祉センター嘱託職員 佐藤 文代

日野社会教育センターとの関りも気がつけば40年。
最初は社会教育とは考えも及びませんでした。日野社会教育センターという環境の中にいられたことで様々な人たちと関わり、今もたくさんの事を学ばせていただいています。
樹木が枝葉を増やし何年もかけて幹を太らせ、周りの環境と一緒に育っていくような生き方を私自身もしていきたい、そしてきっかけになれるように関わっていきたい。人間が一生をかけて学び続ける事が私の考える社会教育です。

社会教育の実践

センター元館長 島崎 成利

社会教育協会100周年おめでとうございます。30年以上在籍した身として、大変、光栄に思います。これは、社会教育の実践の場としての“ひの社会教育センター”の果たす役割は大きく、そこに集う、市民、スタッフ、職員の方々たちによる、日々弛まない社会教育への思いと行動があっての賜物であると確信しております。これからの100年に向け、「人という財産と時代に沿った社会教育の実践」を展開していただけるものと期待しております。

小さな一歩を喜び合える場所

センター非常勤職員 清水 実希子

幼児クラスでは、子どもたちの笑顔と共に、親子の絆も日々育まれています。我が子のことはもちろん、同じクラスのお友達の小さな一歩を一緒に喜び合う瞬間は、大人にとってもかけがえのない学びの時間です。代々の先生方から受け継がれてきた“共に育ち合う”思いを大切に、これからも親子と地域がつながり合い、子どもたちのあたたかな笑顔があふれるような場所であり続けたいと思います。

日野市の東の拠点に

東部会館職員 杉山 亮平

100周年おめでとうございます。私は99年目に公共施設管理担当として協会に入職しており、正直なところ協会の本質的な活動からは、かなり隔たりがあるかと感じております。今後は、もう少し積極的に関りが持てればと思います。担当施設は貸部屋にプールを併設している施設となり立地的にも日野市内の東の拠点となりうる場所かと思いますので社会教育センターの生涯学習活動などを通して、次の100年への足掛かりとなれればと考えます。

次世代に紡ぐ社会教育

センター非常勤職員 鈴木 美惠子

今、日野社会教育センターで働く若い世代の方々は、知恵を絞り考え行動し、人との出会い、交わりを丁寧に繋ぎ合わせて活動をしています。
そしてそれは、活動に参加する子ども達にも伝わり、共に社会教育に関わる大人に成長しています。
社会教育協会が100年をかけ紡いできた歴史は、この後の100年を紡ぐ若い方々の力で歩み続けることを願い信じております。
新たな歴史に向かって、心よりお祝い申し上げます。
100周年、おめでとうございます。

私の考える社会教育、そして今後の100年

センター非常勤職員 曽根 政美

100周年おめでとうございます。
私は、受付としてセンターでお仕事させて頂いております。生涯学習施設として幅広い年代の方が来館し、窓口での短いお時間ですがお話をさせて頂くことにより自分自身も学べ、私の考える社会教育と思っております。そして様々な方との出合いに感謝しております。
社会教育、今後の100年。AIやデジタル技術の進化とともに、ますます『誰もが学び続ける社会』へなっていけると信じております。

考え実践していく場

センター嘱託職員 高柳 保

 最近、自分・自国ファーストという言葉が叫ばれています。もちろん自分のいる街、そして自分を大切にできないといけない。でも、その先に何を求めていくのか。協会は100年を通して、戦前・戦中・戦後、そして今、これからも社会教育を通してそれが何かを考え、実践していく場だと思います。日野社会教育センターも開館して56年、開館当初子どもだった自分。それから何らかのつながりを持ち続け今に至っていますが、協会100年にあたって自分も、それを考え、人や地域とのつながりを持ち続けたいと思っています。

自分自身のことをより理解

学生リーダー(大学生) 武田 優希

私は姉と兄に続いて日野社会教育センターのボランティアリーダーとして携わっています。
子どもたちやリーダーと関わっていくときに、周りを見つつ自分らしさを生かしながら関われるので、自分自身のことをより理解するようになり、どう行動すれば周りに貢献することができるのだろうと考えるようになりました。
日常生活では関わることのない、幼児から社会人まで幅広い年齢の方々と関わることができるため、自分にとって大切なコミュニティの場になっています。

楽しい生涯学習を目指して

センター非常勤職員 田中 美恵子

ひの社会教育センターの成人の教室を担当して15年目になりました。入職後初めて担当した教室は社交ダンスで、特に印象深いです。講師である旧館長のお話が楽しく、会員様の笑い声と笑顔が常にあふれていました。これこそが、いつからでも楽しく始められる生涯学習だと学びました。
引き続き、センターに通って下さる方々に感謝の気持ちを忘れず、楽しく学べる場所、人を繋げる素敵な仲間づくりのお手伝いができるよう、心掛けていきたいです。

第二の故郷

社会人リーダー 棚橋 優花(発達支援専門塾)

学生時代、自分を探したいと思いセンターに出会いました。何でもできるようにならなくては、と生きてきた私でしたが、センターで子どもやリーダーと関わる中で、自分のありのままの魅力、弱みを打ち明けても壊れない繋がり、魅力で弱みをカバーし合うチームワークを学び、前より自分に自信がつきました。そしてこの学びを次の世代にも伝えたいと思いました。社会人になっても変わらず受け入れてくれるセンターは、第二の故郷のような存在です。

自然な関りを大事に

子育て応援施設モグモグ/みなみだいら児童館 嘱託職員 津雲 梨萌

子育てカフェモグモグでの出来事です。中学生の男の子が遊びに来てくれて、歌を口ずさんでいる様子を見て、1歳の子たちがお兄さんの傍に寄ってきたのです。顔をのぞいてみる1歳の子たち。お兄さんは顔を見合わせながら歌を続けます。特に深く関わったわけではないけれど、何か通じ合っているように感じました。大人があえて関わりを作らなくても自然と関わるその姿を大事にしていきたい、そういう環境を作っていきたいと思いました。

居場所

学生リーダー 土屋 諒(大学院2年生)

ひの社会教育センターには、幼児からお世話になっています。子どもの頃は居場所を享受する立場でしたが、ボランティアリーダーとなり居場所を提供する立場になる中で、学校や家庭で上手くいかない子たちもいるということを知りました。彼らを理解してあげたいと思い、一緒に活動する内に、私も他人を慮ることを学びました。これからもここは、学校や家庭で上手くいかない人をも理解し、救える、そんな場であることを願っています。

社会の常識に挑む、子どもの体験と権利の実現へ

センター職員 寺田 達也

過酷さを増す自然環境、遊びへの寛容さが低く過度なほどのリスク回避を求める社会構造、そして学習ビジネスに巻き込まれた子どもたちに余暇と体験による学びの機会を創ってきた自然学校です。背景には「子どもの権利条約の実現」という崇高な旗印が掲げられています。それはまだ完全ではなく探求の途上ですが、「社会のメインストリームが必ずしも正解とは限らない」を合言葉に、自分たちの羅針盤を定めていく組織でありたいです。

私が考える社会教育

湯沢福祉センター 非常勤職員 中嶋 智子

私は元気高齢者とつながる時に、介護支援のサービス、予防でもなく社会教育と福祉が融合したらおもしろい、何ができるだろうと考えています。
例えば、下駄箱にある履物を、揃えて出してあげるのではなく、間違えないように、自分で取り出せるようにサポートをします。
だれもが自分で考え、安心してアクションを起こすことができるように何歳になっても、チャレンジすることができる居場所は素敵です。

人と学びをつなぐこと

センター職員 野口 久仁子

私は日野で生まれ育ち、ひの社会教育センターで、子どもの頃は参加者、学生時代はリーダー、そして現在は職員として関わる中で、多くの出会いと学びがあり、人と関わる仕事に携わるきっかけが育まれたように思います。
担当しているデンマークスタディーツアーでは、学んだことを人に伝えることを大切にし、参加者の皆さんと「今日の学びのその一歩先」へ、学びの輪を広げていきたいと思っています。「人と学びをつなぐ」ことを軸に、これからも対話をとおし、お互いが豊かな経験を積みながら、つながりを紡ぎ続けていきます。

「居場所」と「出場所」

センター非常勤職員 林 加奈子

自分らしくいられる「居場所」があることは幸せです。更に出掛けて行く場所「出場所」があればより自由や可能性を感じられるのではないでしょうか。時に日常の居心地が悪かったとしても「出場所」に行けば、新しい自分や新たな人との出会いがあり、それが社会教育の場に繋がってゆく。集う人々との関わりを大切に、自分の役割を果たしていきたいと思います。

大切な出会いの場

みなみだいら児童館 職員 林 実梨

これまで多くの人との出会い、場所との出会い、そして自分との出会いを、この社会教育協会を通じて経験してきました。そのどれもが、こことの出会いがあってこそのものです。次は、こどもたちにそんな経験を届けられるような人になり、また、こどもにとって大切な場所を残していけるよう、焦らず、ときに休みながら、進み続けたいです。

人と繋がる児童館

みなみだいら児童館 館長 平野 佳子

私は、社会教育協会が管理運営する日野市立みなみだいら児童館ぷらねっとの館長を前館長の梅崎さんより引き継いで5年になります。児童館を開設して19年、当初は乳幼児担当職員として「地域に根付いた児童館」という気持ちを大事にたくさんの方と関わってきました。時がたち子どもが大人になり、「久しぶり!」「仕事始めたよ」等新たなステージに立った姿を見せてくれる時、いつまでも繋がっていると感じられ、これからも繋がり続けたいと思います。

食の学び

地域部活動(ひのカル)料理教室講師/センター非常勤職員 兵頭 有香

小さな手で野菜を刻み、友だちと笑い合いながら鍋をのぞき込む。そんな子どもたちの姿に、食の持つ大きな力を感じます。うまくできなくても工夫し、助け合いながら仕上げた一皿は、ただの料理ではなく、仲間を思いやる心や、自分を信じる力を育む学びそのものです。その積み重ねが、違いを受け入れ合えるやさしい未来につながると信じています。今日の一皿が、子どもたちの明日を照らす光となりますように。

「社会教育」とは一体何なのか?

協会事務局長 星野 一人

「社会教育」というものを学び始めてかれこれ30年近く経ちますが、いまだに「社会教育」とは何なのかを手探りしているような感覚がずっとあります。最近は、そういう営みそのものが「社会教育」であると割り切っているところがあるかもしれません。究極的には、人びとが「生きていてよかった」と感じられるような学びや活動をそっと後押しすることができれば、「社会教育」の本質に一歩近づけるのかもしれません。

何歳になっても関われる

学生リーダー(大学生) 前原 哲実

私は小学1年生から今まで16年間、日野社会教育センターに関わらせていただいています。小学生の時は放課後の遊び場として、中学生になってスポーツ教室だけの友達に会いに、高校生になって勉強の息抜きに、大学生になって自分の挑戦の場として。こんなふうにどんな立場の人にも寄り添い、何歳になっても関われるのが社会教育なんだと思います。これから先も関わり続けたいです。

世代間での交流

剣道・けん玉道場 元講師/元協会事務局長 松永 義希

私は「剣道」「けん玉」と、参加された小学生から大人の皆さんと切磋琢磨できたことが、人生の中でとても有意義な時間だったと感謝しています。息が上がるほどのきびしい剣道の稽古、頭の中・指先まで全身緊張でおおわれた、けん玉認定会や試合など、自分の好きな趣味と特技を事業運営とさせていただきました。上記2クラスともに世代間の交流を社会教育として学ぶことができました。今後もさまざまな人たちが交じ合える関係を大切にしてほしいと願います。

スポーツ教室で自由を味わう

社会人リーダー 三浦 琉之恭(特別支援学校教諭)

スポーツ教室では、誰もが自由に表現し、多様なエンターテイメントを繰り広げています。
そこにインターネットは存在せず、人と物が感情のままに動き回っている。情報に左右される社会で、子どもは日常生活では知り得ないような学びや発見をくれる。子どもと大人が喜びや悔しさを共有し合い、一緒に楽しさをつくりあげる空間はいつも新しい。社会に揉まれ、自分を見失う大人に、もっと自由でいいのだと教えてくれる。そんな自由を味わいに、私はスポーツ教室に関わっています。

余暇の充実

東部会館 館長/特定非営利活動法人日本余暇会 理事長 道廣 英彦

創立100周年おめでとうございます。
余暇貧困国日本においては、社会教育・生涯学習は、今後ますます重要なキーワードになると考えます。人が一生涯健康に過ごしていくために必要なことは、余暇の充実です。もはや「24時間戦えますか?」なんて疾うに時代遅れです。自分の人生を豊かにする社会教育活動の、新しい在り方や展開について、是非とも模索し続けていただくことを期待します。

私の考える社会教育・地域

元センター職員 宮本 俊子

33年前、日野市石田町に家を構えました。当時子ども3人。町の中は地元の歴史ある方々が住んでいる静かな街並。年に一度だけ大人神輿がやって来ます。ちょっとこわごわ。お祭は本来楽しいというイメージを持っていた私。子ども達も楽しめるお祭りができないか?と、3人のお母さんと立ち上げる。高齢者の楽器演奏、地元に伝わる踊りなど1998年~27回実施。「遠い親戚より近くの新石」をモットーに。100年先も、人と人とは愉しみながら繋がりあい、自発的に行動することがまた、そこに新しい歴史が生まれ、豊かな生活ができると考えます。
※新石=区画整理により2004年「新石自治会」に改称。

私が考える社会教育と地域社会との繋がり

湯沢福祉センター・センター非常勤職員 山口 衣千予

社会教育が地域と繋がるためには、地域に飛び出していき、関わり「こんなことをやってみたい」という声を聞き、気軽に協力して『自分ごと』として関われる場を作っていくことも大切になると思います。
みんなが参加し、ともに学び、行動する、より良い地域社会・居場所作りに関わっていきたいと思います。

社会教育は今後どうあるべきか?

元協会事務局長 山本 晃子

これからの様々な激しい社会環境の変化の中でも人口減少と人口構造の変化などは、地域コミュニティの衰退につながるのではと、身近に感じます。地域の次世代の担い手である子どもや若者などとの多世代間交流(地域の歴史・文化・技能指導等)にこれまで以上取り組み、交流人口の増大や地域活性化を図ることが求められます。今年は戦後80年、世界では紛争が絶えません。次世代に伝承していく戦争体験や平和活動なども絶やさず、持続可能な地域づくりを考え寄与していくことを願います。

人が生きる知恵

センター副館長 山本 江里子

自分で自分をご機嫌に出来る人は、自分の好きなものをよく知っている人。好きなものへの好奇心が学びの始まり。学びは自分を自由にするためのもの。自分を自由に出来る人は、ご機嫌に生きていける。ご機嫌な人の人生は幸せ。幸せな人は他人にも寛容。寛容な社会が平和を繋ぐ。ひの社会教育センターに関わってくださっている皆さんから私が学んだ、人生を優しく、やわらかく、面白く生きる知恵です。これから100年の社会教育のヒントにも。

共に成長する力を育む営み

学生リーダー(大学生) 吉田 美涼

学生としてボランティア活動に関わる中で、人との関わりに正解はなく、互いに受け止め合う姿勢が大切だと学びました。社会教育は、知識や技術を伝えるだけでなく、人を尊重しながら共に成長する力を育む営みだと思います。この先の未来に向けて、社会教育が地域をこえて人と人を結ぶ場であり続けてほしいです。私も日野社会教育センターとの出会いへの感謝を胸に、その学びを次の世代へつなげていきたいです。

100年の歩みから見つけた10年

センター職員 若泉 将貴

教員を目指していた当時、ボランティアリーダーとしてひの社会教育センターに関わり、初めて「社会教育」という言葉に出会いました。そこには、世代や立場を超えて人が集まり、ともに活動できる「地域の居場所」、そして誰もがいつでも「学びたい時に学べる」多様な学びのカタチがありました。協会は100周年、私がこのひの社会教育センターと出会ってからは10年。協会の歩みから見れば、私はまだその10分の1しか関わっていないことになります。それでも、これからの100年先も「社会教育」が必要とされる存在であり続けるように、私なりにできることを実践していきたいと思っています。

いきいき健康体操

センター非常勤職員 渡邊 藍子

私は体操指導員として「いきいき健康体操」に従事し14年が経ちます。入職当時こんな新米から体操を受けるなんて参加される方は嫌がるのではないかとても不安でした。しかし、全ての会場で温かく包み込んでくれる優しさに、私の体力・気持ちが尽き果てるまで恩返しをしようと心に決めきました。一人ひとりが輝く、笑いと笑顔が溢れるこの場所に居られることを心から感謝すると共に、この場所が大好きです!

自由な教育

センター職員 渡邊 和英

今までの経験や教えから社会教育は自由な教育であると考えています。義務でも強制でもなく、自分自身が心から望むものがあると社会教育に居心地の良さを感じられると思います。それは社会教育に関わる人すべてに、もちろん私自身も。正解不正解だけで判断できない自分から湧き出る魂のようなものが認め合える自由な教育をこれからの100年も続けていけるように精進していきます。

大人の友達

社会人リーダー 藁谷 玲郁(公務員)

小学生の時に社会教育センターと出会い、リーダーという大人の友達ができました。あの時の楽しかった気持ちを今度は自分が作る側になりたいと思いリーダーになりました。学生時代は目の前のことに必死で、目的を見失っていた時もあったと思います。ですが今、かつて関わっていた子どもたちがリーダーになり、今を必死に活躍している姿にとても嬉しくなり、やってよかったと思いました。そしてそこに人のつながりも感じました。これから先もこの素敵な連鎖が続きますように。